経済
-
激動するインドネシア小売業界 続く外資スーパー撤退、需要二極化に対応できず ㊦
2014年以来10年以上にわたりジャカルタ市民に親しまれた韓国系「GSスーパーマーケット」が5月末に一斉閉店した。6月には地場大手小売MAPグループの「Dai.....
-
グラブ運転手半数が解雇経験者 社長「デジタル経済が受け皿」
配車アプリ大手グラブのインドネシア法人のネネン・グナディ社長は17日のイベントで講演し、バンドン工科大学の調査で、グラブの運転手の55%が過去に解雇や失職を経.....
-
オランダ、重点分野に約5.6兆ルピア投資へ
オランダ政府は16日、インドネシアの園芸、水資源、海事の3つの主要分野に焦点を当てて約3億ユーロ(約5兆6300億ルピア)規模の投資資金を用意していることを明.....
-
激動するインドネシア小売業界㊤ アルファマート、都心大量閉店も地方で開店
駅前立地と24時間営業を武器に急拡大してきた国内最大手ミニマーケット「アルファマート」が直近わずか1年半で計509店を閉鎖した。一方、地方、郊外への出店を強化.....
-
▼5月の四輪販売、小売15%減
西ジャワ州ブカシ県の自動車工場に並ぶ出荷前の完成車。インドネシア自動車工業会(ガイキンド)はこのほど5月の自動車販売台数を発表。小売では前年同月比15.1%減.....
-
超長期金利の上昇
金融マーケットは、株価であれ為替や金利であれ日々変動を繰り返すもので、その一つ一つの動きに常に意味を見出そうとするのは、必ずしも適切とは言えないだろう。短期的.....
-
邦銀X裁判から見る司法の現状 ㊦ 投資家不信を招く司法の不透明さ
インドネシアで営業する邦銀Xと、不動産開発を担う国営企業A社との間で進行中の裁判は、日本の民事再生法にあたる「PKPU(支払猶予手続)」のあり方など司法の問題.....
-
MS認定企業をグループ化 日鉄ソリューションズ
日鉄ソリューションズの現地法人NSSOLシステムズ・インドネシア(NSIDN)は中央ジャカルタで10日、マイクロソフト(MS)認定パートナー企業WCSアブヤク.....
-
邦銀X裁判から見る司法の現状 ㊤ 国営企業と返済計画めぐり係争
インドネシアで営業する邦銀Xが、住宅や商業施設など不動産開発を手掛ける国営企業A社と係争中だ。この邦銀X裁判は、日本の民事再生法にあたるPKPU(支払猶予手続.....
-
花王、女性用制汗剤を発表 現法創立40周年式典で
花王インドネシアは10日、創立40周年の記念式典をジャカルタ市内で開き、女性用の全身制汗剤「ビオレ ブリーズ デオドラント」を発表した。花王本社の長谷部佳宏社.....
-
-
【インドネシア企業名鑑 ㉚】シンガポール拠点のアグリビジネス企業 ウィルマー・インターナショナル
ウィルマー・インターナショナルは、シンガポールに拠点を置くアジア有数のアグリビジネス企業で、パーム油や植物油脂、砂糖、穀物など幅広い領域に事業を展開している。.....
-
ホテル業界、稼働率急落で最大3割解雇も
インドネシア・ホテル・レストラン協会(PHRI)が4月にジャカルタ特別州の会員に実施した調査結果によると、回答ホテルの96・7%が2025年第1四半期に客室稼.....
-
次なる一手を欲するスタートアップ
スタートアップ企業の創出が伸び悩んでいる。通信・デジタル省が「1000 Startup Program」を打ち出した2016年以降、順調にスタートアップ企業の.....
-
伊藤園、「濃い茶」を新発売 若年層の健康志向で拡販狙う
伊藤園インドネシアは5月、緑茶飲料「お~いお茶 濃い茶」を発売した。従来の「お~いお茶 緑茶」に比べて茶葉の量が多く、キレのある苦味が特徴。パパイヤやイオンの.....
-
カラワン工場に大規模太陽光発電が設置 花王インドネシア
インドネシアにおける屋根置き太陽光発電事業を展開するアラム・エネルギー・リニューアブルはこのほど、花王インドネシアの西ジャワ州のカラワン工場に最大出力5・0M.....
-
【インドネシア企業名鑑 ㉙】 小規模農家と連携深めるパーム油企業 シナルマス・アグロ・リソーシズ・アンド・テクノロジー
インドネシアのパーム油産業を支える大手企業、PT Sinar Mas Agro Resources and Technology Tbk(シナルマス・アグロ・.....
-
スズキ現法 新型フロンクスを発表
スズキ現地法人スズキ・インドモービル・セールス(SIS)は5月28日、南ジャカルタのラッフルズホテルで小型スポーツ用多目的車(SUV)新型「フロンクス」=写真.....
-
景気対策
世界経済の鈍化傾向が世界的に広がっている。IMFが4月に公表した2025年の経済成長率見通しは、世界経済全体でマイナス0・5%の下方修正。インドネシアについて.....
-
【事例で学ぶ 経営の危機管理 第三回】 ストライキ編 年次昇給を発火点に労組が警告書
架空の企業を取り巻く状況を通じて、危機管理コンサルタントの後藤輝久氏からインドネシアでの経営のポイントを学ぶ本連載。今回はインドネシアの製造子会社「ABC精機.....
-
越境で支える日本の輸送
近年、日本では少子高齢化の影響により、トラックドライバーの不足が深刻化しています。全日本トラック協会によると、2022年度時点でドライバーの有効求人倍率は全国.....
-
-
MRT、公式グッズショップ開店 ブロックM駅に
ジャカルタ特別州営MRTジャカルタ社はこのほど、ブロックM駅構内に公式グッズショップ「MRT Merch Market」をオープンした。インドネシアの人気ウェ.....
-
QRIS、日本で8月17日正式稼働へ イ独立記念日、訪日客の利便性高める
インドネシア中央銀行(BI)はこのほど、同国で統一規格となっているQRコード決済「QRIS」を8月17日のインドネシア独立記念日から日本でも使えるようにする計.....
-
【インドネシア企業名鑑 ㉘】国内最大級のパーム油製造販売 アストラ・アグロ
PT Astra Agro Lestari Tbk(以下、アストラ・アグロ)は、インドネシアを代表する大手アグリビジネス企業の一つであり、特にパーム油の生産・.....
-
イオンモールBSDに新店舗 ムアラ・ロガム 貴金属精製も視野に
貴金属買取店「アイ・ラブ・ウマス」運営のムアラ・ロガム・インドネシア(MLI)は24日、イオンモールBSD(バンテン州タンゲラン県)で15号店をオープンした。.....
-
拡大続く中古車市場 ㊦ オンライン取引とEV中古車の普及
インドネシアの中古車市場では、近年オンラインでの売買が目立つようになってきた。海外大手専業プラットフォームが参入し、自社による買い取りから検査・整備・保証まで.....
-
拡大続く中古車市場 ㊤ 新車市場の2倍超、顧客「合理的な選択肢」
インドネシアでは近年、中古車市場が拡大している。市場規模は年200万~300万台と推計され、新車の2〜3倍近い存在感を示す。中古車がこれほど支持を集める背景に.....
-
収益性に苦しむ再生可能エネルギー
再生可能エネルギー開発が思う様に進んでいない。2023年時点で発電のエネルギーミックスに占める再生可能エネルギーの割合は13・1%に留まり、同年目標である17.....
-
イ家電ポリトロンが国産EV発売 中国から部材輸入、国内で組み立て
インドネシアの家電大手ポリトロンは6日、電気自動車(EV)「G3」「G3+」を発表した=写真、アンタラ。初の国産ブランドのEVとなるが、ベースとなる技術と部品.....
-
【インドネシア企業名鑑 ㉓】 国民的クレテックたばこメーカー ジャルム
インドネシアの大手たばこ企業であるDjarum(ジャルム)は、同国中部ジャワ州クドゥスを拠点にクレテック(クローブ入りたばこ)を製造・販売する会社として広く知.....
-
トランプ関税
トランプ第2期政権が発足して100日、振り返ってみると矢継ぎ早の政策発表でほぼ日替わりで情勢が変化、市場参加者もこれに振り回される日々だった。マーケットに及ぼ.....