インドネシア人記者の目
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放置される5600万ドル市場
新型コロナウィルス渦の中、多くのインドネシア人が切望していることがある。それは映画館の営業再開だ。時代はインターネット。家庭で楽しめるエンターテイメントも数多.....
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行き場を失う医療廃棄物
インドネシアで最初の新型コロナウイルスの感染者が確認されて2カ月が過ぎたが、その拡大に歯止めがかからず、増加傾向にある。その一方、医療体制の再構築が進んで検査.....
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低所得層に転落? 生活見直す中流階級
感染者の拡大が続く新型コロナウィルスが、社会に不安を広げている。ジャカルタ特別州では「大規模社会制限(PSBB)」を先行実施。トランス・ジャカルタや大量高速鉄.....
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ゴジェック「社会の優しさを再認識」
新型コロナウイルスの感染拡大による影響に苦しむオートバイタクシー(オジェック)の運転手たち。人の移動が劇的に減り、仕事を失いつつある。生きるためにも働きに出る.....
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追い詰められた貧困層
首都・ジャカルタは新型コロナウイルス感染の拡大拠点となり、経済活動、社会活動も止まって低所得者層の生活を圧迫している。最大の危機に瀕しているのは都市部へ流入し.....
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歩道は誰のもの? 屋台増加で論争に
世界の主要都市では、衛生対応などの理由から露天商を取り締まる傾向にあるが、ジャカルタは例外と言えよう。今は新型コロナの影響で閑散としているが、州当局が出店を容.....
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不安と偏見を煽るウイルス
インドネシア経済にとって中国は、他の国や地域と同様に重要な存在だ。しかし、一部の人たちの間で中国が煙たがられていることは間違いない。 ひとつ例をあげよう。.....
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オンデル・オンデル 伝統文化から大道芸に転落
この大都市ジャカルタで最も有名で文化的な巨像は何かと尋ねれば、多くの人が巨大な人形が練り歩く「オンデル・オンデル」と答えるだろう。 男女一対でペアとなるオ.....
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どうする?ジャカルタの違法駐車
EPTは電子パーキングメーターで、駐車状況をリアルタイムで把握する。当時のジャカルタ州知事、バスキ・プルナマ(通称・アホック)氏は、このシステムの導入で繁華街.....
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自動販売機、参入相次ぐ
インドネシア主要都市で、自動販売機産業が成長中だ。フィンテック企業の参入が相次いでいる。 自動販売機設置率トップの日本には、500万台の自動販売機があ.....
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オムニバス法案 大統領の真の狙い
政権二期目の最優先課題にオムニバス法を掲げるジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は、法案を通して権力の拡大を図ろうとしているとの指摘に対し、これを真っ向か.....
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新型コロナから経済守れ
インドネシア経済は2019年、減速に転じた。実質国内総生産(GDP)の伸び率を見ると、昨年は5・02%と前年の5・17%を下回り、政府目標の5・3%に達してい.....
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自転車専用レーンに疑問
トランスジャカルタの利用者が増えている。ジャカルタ特別州交通局によると、年間利用者が1億5000万人を割り込んだ2017年に対し、翌年には2億人に迫る勢い。1.....
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問われるべき企業の責任 脱プラゴミ時代へ
「プラスチックゴミをインドネシアに輸出するのはやめて!」 インドネシアの女子中学生が先進諸国に向けてこう訴えたのは、今年1月のことだった。これより1週間前.....