アクティブ&スローを楽しむ 透明度抜群、乾期は目前 レンボンガン島
インドネシアのリゾートというと多分10人中10人の方がバリ島の名前をあげるのではないでしょうか。ヒンドゥー教に根付く独特の文化、どこまでも深い自然、笑顔の絶えない人々、数多くの観光地と、そのポイントをあげるときりがありませんが、そんなバリ島でも最近特に注目を浴びているのが「レンボンガン島」です。私自身、過去にも何度か行ったことがありますが、「また行きたい。深掘りしてみたい」とずーっと気になっていました。先日やっとの思いで行くことができたので、たっぷりご紹介したいと思います。日帰りツアーが主流ですが、今回皆さんには宿泊に関するご紹介、過ごし方のヒントをお伝えできればと思います。
■移動はオープンカー
レンボンガン島へはバリ島からの移動が基本となりバリ島のサヌールエリアからスピードボートで向かいます(お休みを長めにとれる方はバリ島との組み合わせで幅のある滞在を楽しむこともできそうですね)。
レンボンガン島での滞在であらかじめ注意が必要なのは移動です。
いい意味で田舎な島なんですが、現地で捕まえることのできるタクシーなどは一切なく、車両と言えば日本の軽トラを改造したオープンカーが主流となります。
その他バイクの貸し出しはいろいろなところでありますが、乗りなれない方や自己責任での運転になるので、心配な方は車で動くのが最適だと思います。
島内の散策を予定する場合にはあらかじめ予約をしておきましょう。
■シュノーケル大満足
レンボンガン島が他に抜きんでてすばらしいところと言えば、海の透明度です。付近には海流があるため魚が多く、島の周りにはシュノーケル、ダイビングスポットがたくさんあります。シュノーケルの満足度はとても高く(個人的な経験ですが……)、声を大にしてオススメできます。ツアー会社によっていくつかのスポットを訪れるもの、シュノーケルの他、別の観光も含まれるものなどお好みに合わせてツアーをお選びいただけます。
■その他の観光スポット
ウオーターアクティビティー関連では、シュノーケルの他、バナナボート、シーウォーカー(重いヘルメットをかぶり水中散歩)やマングローブボートクルーズやスタンドアップパドル(SUP)などさまざまな体験ができます。
ウオーターアクティビティーに並ぶおすすめスポットはデビルズティアーズ(悪魔の涙)と呼ばれる景勝地です。岩に激しく砕ける波が奥まで届き、それが細かいしぶきとなって独特の音ともに返ってくる一連の様子は必見です。
他にも高台からビーチを見下ろせる絶景スポットがあったり、ビーチ沿い点在する開放感抜たっぷりのカフェやバーでのんびり過ごしたり、隣の島チュニンガン島を散策したり(バイクのみのアクセス)と、宿泊するからこそ体験できるリゾートライフがあります。
■どんどん増えるホテル
宿泊施設では、価格追求型の安価なホテルから豪華なリゾートホテルなど、多くの宿泊施設が点在し、その数は年々増えているそうです。立地はさまざまでエリアにより過ごし方も異なってくると言えるので、アクティブに過ごされるか、それともホテルでのんびり過ごさせるかなどでお選びいただくといいかもしれませんね。
バリ島、レンボンガン島では少しずつ空気がすずしくなってきて乾期はもう目の前というところではないでしょうか。今度のリゾート旅行にぜひいかがですか。(パンダバス、直井剛史、写真も)
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