「強豪国との経験、成長の糧に」 サッカー・アジア杯 35年ぶりの日イ戦

 11勝2分け6敗。カタールの首都ドーハで1月12日に開幕したアジアサッカー連盟(AFC)アジア杯で、インドネシア代表との対戦成績に35年を経て新たな1勝が加わった。対戦は予選グループ最終節。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでアジア勢トップの17位を誇るサムライブルーと、史上初の決勝トーナメントに挑むチーム・ガルーダ。予選成績は両者とも1勝1敗と、後がない状況だった。
 「(相手を)たたきのめす気持ちでやりたい」と試合前日の会見で冨安健洋選手はこう語り、インドネシアを格下扱いしなかった。互いが負けられない戦いとなった24日、運命のホイッスルが鳴る——。立ち上がりで日本がペナルティーキック(PK)を獲得し、これを決めると、試合の折り返しから追加点を重ね3—0に。無失点のまま勝利を目前にしたが、東京ヴェルディに在籍していたプラタマ・アルハン選手が放ったロングスローの流れから1点を返され、3—1で試合が終了した。
 インドネシア代表は悲願の決勝T進出を果たしたものの対豪戦で惨敗して初戦敗退。一方、日本代表は準々決勝に着々と駒を進め、3日にイラン代表と対決する。
 平均年齢が24・3歳と出場国中、最年少のインドネシア代表。シン・テヨン監督は「強豪国との試合経験を成長の糧に」。次のステージをみる。(青山桃花)

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