コロナ禍に振り回されたこの1年 神様、仏様に願掛け ボゴール

 2021年最後のおすすめ観光情報です。年末年始に向けて本来ならば高揚感が増す時期、新型コロナウイルス異変株の出現でまた行動規制が強化されています。インドネシア国内の行動規制はもとより、日本へ帰国の予定を立てようにも状況は刻々と変化しています。まさに明けても暮れても新型コロナウイルスに振り回された1年。こうなればもう神様仏様にお願いするしかありません……、勘弁してください……、ということで、今回のおすすめ観光情報はジャカルタ近郊の神様と仏様に願掛けできるふたつのスポットを紹介します。

 まずひとつめは、ジャカルタから車で南へ約2時間、ボゴールはサラック山のお膝元に位置するパラヤンガン・アグン・ジャガカルタ・ヒンズー教寺院です。
 サラック山といえば今年4月10日付のおすすめ観光情報でも紹介した秘境気分のトレッキングが満喫できる明峰。その標高800メートルの冷涼な場所に西ジャワ最大のヒンズー教寺院であるパラヤンガン・アグン・ジャガカルタ・ヒンズー教寺院は位置しています。
 寺院自体の歴史はまだ浅く建立されたのは1995年とのこと。パクアンパジャジャランと呼ばれた現ボゴールはマジャパヒト王国と同じくジャワ島がイスラム教に征服される前に最後まで残っていたヒンズー教の王国、スンダ王国の首都だったということで、その歴史的、宗教的重要性からこの場所が選ばれたのだそうです。
 確かに、巨大なふたつの割れ門、かすむ山並みを背景にそびえる寺院が織りなす景観は圧巻で、周りのすべての雑踏を包み込み忘れさせてくれるような神聖さに満ちあふれています。観光目的や商業目的ではなく、純粋にジャカルタや西ジャワのヒンズー教徒が祈りを捧げに来る寺院。その規模はバリ島のブサキ寺院に続くインドネシアで2番目の大きさだと言いますから驚きです。訪問時にもおでこにお米をつけた沢山の信者がお供えをし、お祈りを捧げていました。
 もうひとつは同じくボゴールにある仏教寺院、ヴィハラ・ブッダ・ダルマです。インドネシア各地の華人が多い町々に多数ある祈りの場。歴史ある寺院もあれば、比較的新しい寺院もあります。ここは比較的新しいにもかかわらず、仏教徒以外の訪問者も多いその理由は巨大な涅槃仏(ねはんぶつ)、全長18メートル、高さ5メートルもあるのだそうです。涅槃仏といえばタイのワット・ポーが有名ですが、世界最大の涅槃仏は日本の福岡県にある南蔵院にあり、全長41メートル、高さ11メートルもあるのだそうです。
 気軽に旅行に出かけたり日本へ一時帰国もしづらくなってしまったコロナ禍。ジャカルタから車で2時間程度の近郊で神様仏様に健康安全、そしてコロナ感染収束祈願をしてみてはいかがでしょうか。(日本旅行インドネシア 水柿その子 写真も)

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