【顔】 「勝利の喜び」届けたい アンドリアニ・シンティヤ・アルダナ さん(16)

 「水の中は第2の家」―。1週間に5日、計30時間は水中にいる。今年9月の国民体育大会(PON)に出場する、シンクロナイズド・スイミングのジャカルタ代表選手だ。
 6歳、水に初めて入った。怖くて仕方がなかったが、根気強い母、アニーさん(現54)のおかげで、慣れることができた。小学5年、水泳を正式に始め、同6年にはプロ選手に誘われてシンクロナイズド・スイミングを始めた。
 だが、高校生活の多くを犠牲にしてきた。欧米ポップ音楽が好きで、カラオケ、写真が趣味の普通の高校生だ。友人から遊びに誘われても「練習だから」と断ってきた。見返りに、自宅にはこれまで各大会で獲得したトロフィーやメダルがいっぱい並ぶ。
 3月からスナヤン競技場隣接のホテル暮らしが続く。PONが終わるまで自宅には週2日しか帰れない。9月17日、決戦の日。「自慢の長女」を待つ父、母に勝利の喜びを届けたい。(上松亮介、写真も)

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