【スナンスナン】 朝までおいしい一品を ディム・サム・インク 15銘柄のビールも

 南ジャカルタ・クニンガンのショッピングモール「プラザ・フェスティバル」に、深夜までにぎわう24時間営業のレストランがあると聞き、訪ねてみた。

 店の名前は「ディム・サム・インク」。広々とした店内は禁煙、喫煙席で分かれ、計約140席ある。訪れたのは平日の午前0時だったが、喫煙席を中心に7割方が客で埋まっていた。
 メニューを開くと、ビールの多さに驚かされた。ビンタン(3万ルピア)やバリ・ハイ(3万ルピア)、バドワイザー(9万9千ルピア)など、15銘柄ある。
 料理は中華を中心に、インドネシア料理、西洋料理の品が並ぶ。デザートもケーキやパンナコッタなどがそろう。
 一番人気というシューマイ(2万4900ルピア)とチキンヌードル(3万ルピア)を注文。シューマイは4個入りで少し割高な印象だが、モチモチの皮とジューシーなひき肉がクセになる。チキンヌードルは中太麵にワンタンやチンゲン菜、あんかけの鶏肉がトッピングされ、塩ベースのスープをかけて食べる。
 料理を楽しんだ後、店内を見渡すと、午前2時すぎなのにまだ客が10組ほど残っている。ビール片手に友人と談笑する人、食事をしながらパソコンを広げて仕事をしている人などさまざまだ。
 飲食店経営のアブバカルさんは自分の店を閉めた後の午前4時ごろ、従業員とともに来店した。「この店は深夜でもおいしい料理を出してくれる。仕事後に休める貴重な場所」と笑顔で語った。この日は結局、5時まで客が途切れることがなかった。
 同店マネジャーのムハマド・アムラド・シラーさん(42)によると、主な客層は30代から40代のビジネスマンだという。「遅くまで仕事をしている彼らに、時間を気にせず食事できる場所を作りたかった」と24時間営業の理由を語る。
 「ディム・サム・インク」は2011年に同店を開店。南ジャカルタ区クマンとバンテン州タンゲラン県リッポーカラワチ、バリ州バドゥン県にも展開し、現在は計4店舗が営業している。休業日はないが2日に1度、清掃などのため1時間だけ店を閉める。
 時間を忘れて飲み明かしたい夜、訪ねてみてはいかがだろうか。(大野航太郎、写真も)

Dim Sum Inc.
住所 Plaza Festival, Lantai Lower Ground, Jl. HR Rasuna Said, Kuningan, Jakarta
?  021・5263・178

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