【スナンスナン】エキゾチックな雰囲気を フェズ・キナラ インド&モロッコ料理

 南ジャカルタ・クマンで見つけたレストラン「フェズ・キナラ・ダイニング&ラウンジ」。モロッコの伝統都市フェズにちなんだ名前に引かれ、足を運んだ。 
 インド人とモロッコ人のシェフが作る本格インド、モロッコ料理が楽しめる。2017年8月にリニューアルオープンしたという店の内装は本格的で、クマンにいながらエキゾチックな雰囲気に浸ることができる。

 120席ある広い店内。ランプの明かりの中でインドネシア人やインド人、アラブ人など外国人が料理やお酒、水たばこでくつろぐ。店に入ってきた客からは「すごい良い雰囲気」といった驚きの声も。
 毎週金曜、土曜の午後8時半、同9時半、同10時半からはベリーダンスショーも開かれる。
 メニューはモロッコ・アラブ料理(午後4時から)とインド料理(午前11時から)の二つある。
 モロッコ料理といえば、なんといってもタジン。ラムやチキン、ミートボールなど6種類のタジン(小、中、大)から選べる。
 タジン、クスクスといったモロッコ料理のほか、アラブ料理のメニューも。ひよこ豆とごま、オリーブオイルのペースト「ホンモス(フムス)」(4万8千ルピア)やパセリ、トマトのサラダ「タッブーレ」(5万ルピア)など、冷製も豊富。どれにしようか迷ったら、冷製の盛り合わせ(小8万ルピア、大10万5千ルピア)という選択肢も。付属のインド風パンに付けて召し上がれ。
 塊の肉を串に刺したケバブもいいけど、記者のおすすめはスパイスが利いてジューシーなミンチの串焼き「コフタ」。ラム(12万ルピア)かチキン(10万5千ルピア)を選べる。
 食後にはアラブのコーヒー、紅茶はいかが? ミントがたっぷり入った甘い「モロッコティー」やアラブ湾岸地域で親しまれているスパイスの利いた「アラビアコーヒー」、トルコ周辺国で飲まれる甘い「トルココーヒー」はそれぞれシェアして飲むこともできる。
 今回はモロッコ・アラブ料理を紹介したが、インド料理ももちろん豊富にそろう。また、2階は宴会場として運営している。(坂田優菜、写真も)

◇フェズ・キナラ・ダイニング&ラウンジ
住所 Jl. Kemang Raya No. 78 B, Lantai 1,
   Kemang, Jakarta Selatan
☎  021・719・2677

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