【スナンスナン】和牛と夜景のディナー アルティテュード・グリル カップルにおすすめ

 中央ジャカルタ・タムリン通り沿いのオフィスビル「ザ・プラザ」の46階にこのほど、新しいステーキハウス「アルティテュード・グリル」がオープンした。馬肉料理で評判の居酒屋「炎丸」と同じ会社が経営。馬肉の記憶もあり、これは行かなくては、ということで訪ねてみた。
 コンセプトは高所で楽しめるカジュアルダイニング。ホテルインドネシア(HI)前ロータリーを約250メートルの高さから眺めることができる。店内には窓沿いにカップルシートが並び、夜景を楽しむロマンティックなディナーデートにおすすめ。
 昼に訪れると、4〜5メートルの高い天井と店内に差し込む光が心地よく、夜と違う雰囲気を感じる。インテリアはシックで開放感だけでなく、高級感もあふれる。
 メニューの選択は少ないが、注文は決めやすい。タラを使う魚料理や鶏肉、豚肉を使う肉料理もあるが、イチオシは当然ステーキ。主に使うのはオーストラリア・ビクトリア州産のシャー和牛だが、滋賀県の近江姫和牛もある。通常のステーキのほか、乾燥熟成肉も提供している。
 ヘッドシェフのゲリー・エンさん(43)は、乾燥熟成肉のショート・ロイン「ポーターハウス=ビステッカ・アラ・アルティテューディン(100グラム35万ルピア)」(注文は500グラム以上)と通常ステーキのランプの「ピカニャ(100グラム22万5千ルピア)」を勧める。いずれもアルゼンチンのソースのチミチュリ、ハーブソルトとマスタードの3種類のソースが付く。
 ステーキは柔らかくジューシーだ。30日間熟成させたポーターハウスは特に弾力があり、牛肉の味わいがあふれる。
 「ステーキを焼く時は、温度を計るのが一番良い。54〜55度をキープして調理すると肉の味が一番出る」とゲリーさんがこだわりについて話した。
 メーンの後のデザートは食べ放題のスイーツコーナー(1人15万ルピア)が待っている。
 ケーキをはじめ、プリン、マカロン、チョコレートフォンデュなど、選択は幅広い。コーナーは一日中注文できる。(アリョ・テジョ、写真も)

Altitude Grill
住所 The Plaza 46th Floor, Jl. M.H. Thamrin Kav. 28-30 Jakarta Pusat
☎ 021・2992・2448
ウェブ www.altitudegrill.com
インスタグラム @altitudegrill
営業 正午〜午後2時半(ランチ)
   午後6時〜同10時半(ディナー)

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