【スナンスナン】馬肉料理、ジャカルタに上陸 居酒屋 炎丸 夜景を楽しみながら

 インドネシアで食べる肉と言えば牛肉か鶏肉が定番だが、ラム肉や羊肉、豚肉もある。また場所によってはヘビやコウモリなど、独特? いや極端? な珍味を提供する店もある。とはいえ、馬肉だけは聞いたことがない。で、中央ジャカルタ・タムリン通り沿いの店で馬肉料理という激レアなものを提供していると聞き、訪ねてみた。
 馬肉料理を供するのは、人気居酒屋チェーン店の「炎丸(エンマル)」。同店は2013年、在インドネシア日本大使館の隣にあるザ・プラザビル46階にオープンした。
 店内は木と石のアレンジが多用され、通常の居酒屋の雰囲気をテーマにしながら、高い天井や上階からのタムリン通りの夜景、木材で作られた太陽の彫刻などを楽しめ、高級感もあふれている。
 メニューは本格的な居酒屋料理と現地の好みに合わせたフュージョン系など全部で80種類をそろえるが、注目すべきは11月から導入された馬肉料理だ。
 まずは「馬肉と玉ネギ串焼き3種盛り合わせ」(15万ルピア)。その名の通り、シンプルな玉ネギと馬肉の串焼きだが、各串の上にスパイシーみそ、しょうがのタレとおろしポン酢のソースがかかり、一口ごとに違う食感を味わえる。
 次は馬肉鉄板焼き「馬肉フレーミングステーキ150グラム」(35万ルピア)。通常の鉄板料理とほぼ変わらないが、客の目の前で披露されるフランベパフォーマンス(肉に燃えるアルコールを落とす調理法)が食欲をそそる。仕上げはキノコクリーム、ユズペッパーとサンショウ甘しょうゆステーキの3種のソースを添える。
 いずれも馬肉はカナダからの輸入で、軟らかく食べやすい。また牛肉と鶏肉に比べ、カロリーと脂肪分が低く、鉄分とたんぱく質が多い。炎丸のエグゼクティブシェフ、富江貴さん(36)は「日本では馬肉はよく食べるし、ジャカルタには串焼きがあるのでそれを合わせることにチャレンジした。インドネシアの人に日本の文化をもっと知ってもらいたくて、馬肉料理を選んだ」と話した。
 新メニューは馬肉料理のほか、ハワイ料理の魚のサラダ「瓶詰タパスマグロとサーモンのポケ」、カニがたっぷり入った「クラブケーキユズコショウポン酢」、暑い日にぴったりの「冷製うにそば」、おしゃれにアレンジした「和牛ローストビーフ丼」もある。
 炎丸では接待での来店が多いが、週末と祝日の午前11時〜午後3時にはブランチビュッフェがあり、家族連れも多いという。大人気なので直前に予約を。(アリョ・テジョ、写真も)

Enmaru
住所 The Plaza 46th Floor, Jl. MH Thamrin Kav 28-30, Jakarta Pusat
☎ 021・2992・2448
ランチ 正午〜午後3時
ディナー 午後6時〜同10時半
ウェブ enmaruindonesia.com

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