【スナンスナン】大家族の一員の気分 ストーリーのある家庭料理 ナニーズ・パヴィヨン

 欧米系の大家族の家に長年住み込みで働くメードのアネッラ・バイロンさんは子守(ナニー)をはじめ、家のあらゆる仕事を手がける家族の一員である――というコンセプトで作られたレストランがある。アネッラさんが作るのはもちろん家庭料理。これは味わってみたいと訪ねてみた。
 南ジャカルタ・コタカサブランカモールにある「ナニーズ・パヴィヨン」。ナニーの館、という意味だ。ここはその館の中の子ども部屋という位置付けで、緑色の服を着ているアネッラさんの等身大フィギュアと大きい木馬が出迎えてくれる。
 中にはおしゃれなテーブルと椅子が並び、おもちゃやぬいぐるみがあちこちに置いてあり、まさに子ども部屋の雰囲気だ。
 ナニーズ・パヴィヨンは2009年にバンドンに1号店が誕生し、これまでにジャカルタを中心に計18店がオープンした。各店が、「ナニーの館」の一部をテーマにしている。例えば、ポンドックインダモール店は「キッチン」、セントラルパークモール店は「テラス」と「ル・ジャルダン・デ・フルール(花畑)」。各店のインテリアはテーマを反映した作りになっている。
 「お客さまに安らぎを感じてもらえたら。店員はアネッラさんのイメージで家族のように対応します」とマーケティング部のケヴィン・チュン部長は話す。
 ナニーの温かい雰囲気の中にいると食欲がわいてきた。ナニーでは、定番といわれるパンケーキとパスタを注文した。もっともどの店でも料理はほぼ共通している。
 大人気のイネズ・ブルーベリー・チーズロール・パンケーキ。クリームチーズをパンケーキでくるみ、その上からアイスクリームとブルーベリージャムをたっぷりかけるスイーツだ。濃厚なチーズと甘いブルーベリーがぴったり合い、甘党にはおすすめ。
 パスタは各種あるが、ハロウィーン限定(10月31日まで)のスパゲティに挑戦。スパイシーなパスタに血まみれの切った指のようなウィンナーはリアル。
 飲み物はレイシアイスティーや大人数向けのナニーズカクテルが人気だが、新メニューのアボカドコーヒーを試してみた。最初はアボカドが強かったが、コーヒーの味にだんだん入れ替わる。
 各メニューにはアネッラさんが家族の一人一人に作ったというストーリーがあり、注文しながら、自分も家族のメンバーになった気分を味わえる。家族連れでにぎやかに食べるのがいいと思う。(アリョ・テジョ、写真も)

◇Nanny's Pavillon
住所   Kota Kasablanka UG Floor  Jl. Casablanca Raya Kav. 88 Jakarta
☎ 021・2948・8699
ウェブ www.nannyspavillon.com

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