求めるのはあくまで帰郷 強制移転のシーア派信者 マドゥラ島からシドアルジョへ

 東ジャワ州マドゥラ島サンパン県の体育館で避難生活を送っていたシーア派信者約160人を中央政府や州政府の「お墨付き」を得た形で、県が同州シドアルジョの州営住宅へ強制的に移転した。州が一家に1部屋を提供し、1日3食の食事も用意。子どもたちには無償で学校に通う便宜も図る。以前と比べると、より人間的な暮らしにも見える。だが、暮らしてきた故郷に戻りたいというささやかな自由が信者には認められず、帰還を求めている。(堀之内健史、写真も)

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