【ジャカルタ日本祭り特集 2025】JJM2025、文化と友好の祭典 27、28日 ジャカルタに広がる交流と笑顔 第15回ジャカルタ日本祭り

 主催はインドネシア日本友好財団とジャカルタ日本祭り実行委員会。運営には在インドネシア日本国大使館、ジャカルタ特別州政府、民間団体や企業が加わり、官民一体で実施される。今年も「Indonesia & Japan Always Together」の理念のもと、両国文化を融合させた多彩な交流プログラムが展開される。

 今回の特徴は「日本を旅する」エリアの拡充だ。北海道、青森、茨城、群馬、長野、兵庫、岐阜、名古屋市、岡山、高知、大分、宮崎、福岡、熊本、沖縄の15都道府県・市が参加し、観光や特産品、文化を紹介する。アクティビティエリアでは日本留学や国費留学相談、技能実習経験者による体験談のほか、書道や染色、ワヤン色塗り、祭り衣装、日本語方言、縁日など幅広い体験プログラムが用意される。
 メインステージでは、27日夜にJKT48、Dikta、JAM HEADS、SERINA、岸洋佑が出演し、28日夕方にはインドネシアの人気バンドMOCCAと加藤ひろあき氏のコラボが行われる。両日とも仮面ライダーブラックと新作「仮面ライダーゼッツ」のショーが予定され、子どもから大人まで楽しめる。ステージ全体の司会は、アーティストの加藤ひろあき氏と、元AKB18・JKT48の仲川遥香氏が務める。
 飲食ブースには日本料理とインドネシア料理が並び、協賛企業による体験型アクティビティも展開される。神輿、太鼓、よさこい、エイサーのほか、インドネシア伝統舞踊やアンクルン演奏も披露され、両国文化を一度に味わうことができる。
 在留邦人にとっては日本文化を紹介できる場であり、駐在家族が“ふるさと”を感じられる機会にもなる。一方、インドネシアの来場者にとっては、日本を訪れなくても多彩な文化や観光を体験できる貴重な場となる。来場者を支える「おもてなしボランティア」も昨年に続いて活動。インフォメーションセンターや会場パトロール、文化体験の案内を通じ、快適で安心できる環境づくりに努める。
 日本とインドネシアの友情を感じられる2日間。祭りの会場で、そのにぎわいを存分に楽しんでほしい。

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