世界を制したルディ・ハルトノ

クナパくん バドミントン全英オープンで5種目中4種目優勝と、日本選手が活躍したね。
記者 ありがとう。でも、インドネシアの選手が棄権して、みんな残念に思っているよ。選手団が渡英の際に利用した航空機の搭乗者の中に感染者がいた。PCR検査では全員陰性で、1回戦に参加した選手もいたけど、イギリス政府の指示に従い、10日間の自主隔離のため大会の途中から棄権することになったよ。
クナパくん インドネシアの得意なバドミントンで選手が活躍すれば、コロナに打ち勝つ元気をもらえると思っていただけに、みな残念に思っているよ。
記者 バドミントンはインドネシアの国技だし、全英オープン自体が110年を超える歴史を持つ伝統のある大会だからね。
クナパくん インドネシアではいつからバトミントンが定着したの?
記者 亡くなられたヨネックスの米山稔名誉会長がお元気なころにお話を聞いたけれど、独立後とのことだ。当時、政府は国民の気持ちを1つにする取り組みを探していて、手軽にできるバドミントンを奨励したらしい。インドネシアは四方海に囲まれ、海岸でも簡単に楽しめるからね。
クナパくん 海辺は風が吹くから、バドミントンには向いていないのでは?
記者 夕方、風が止むなぎの時間があるそうだよ。
クナパくん なるほど。そういえば、ヨネックスって、昔からバトミントンに取り組んでいたの?
記者 もともとは下駄屋さんだった。木工技術を活かして、まず漁網の浮きを製造したんだ。
クナパくん いまのベンチャーだね。
記者 大成功したけど、浮きもその後は木製からプラスティック製へ移行して、木製の浮きは売れなくなったんだ。そのころ、日本でもバトミントンがブームになりつつあり、ラケット製造を始めたそうだ。その後も七転び八起きの人生とおっしゃるほどご苦労されたけど、インドネシアの伝説的な名選手のルディ・ハルトノ選手が使ってくれ、ヨネックスのラケットは有名になったんだよ。
クナパくん この全英選手権の男子シングルス最多優勝者で、1968年から8回優勝しているインドネシアのヒーローか。今回は、栄光は日本に輝いたね。僕たちも頑張ろう。

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