パイレーツ・オブ・インドネシア?

クナパ君 大変だ! シンガポール海峡に海賊が出たらしい。
記者 23日未明のことだね。アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)によると、タンカーと貨物船が相次いで襲撃されたが、警報装置のおかげで、積み荷も乗組員も無事だったようだ。
クナパ君 インドネシアにも海賊はいるの?
記者 国際海事局が1月に発表した統計によると、2018年にインドネシアで報告された海賊および海上での武装強盗事件は、未遂を含めると36件。アジアでは7年連続最多だった。ちなみにアジア全体では85件で、2位はバングラデシュ(12件)、3位はマレーシア(11件)だった。
クナパ君 どうやって襲撃するの?
記者 航行中の船を乗っ取ったり、乗組員を誘拐することはまれで、湾内や港内での停泊中を狙って、積み荷を強奪するケースがほとんどだ。海賊が出る地域は、リアウ州やリアウ諸島州が多いという。
クナパ君 インドネシアがアジアで最多だったとは。
記者 09年は15件だったけど、翌年は40件に急増。その後も増え続け、15年に108件でピークに達した。その後は減少に転じ、16年には49件とほぼ半減。ことし第3四半期での報告数は20件だから、今後も減っていくんじゃないかな。
クナパ君 随分、変動しているんだね。ところで、どうして減ったの?
記者 海上保安機構(BAKAMLA)、国家捜索救助庁(BASARNAS)、海運総局警備救難局(KPLP)、海上航空警察(IMAP)などによる警戒強化が功を奏しているようだ。日本の海上保安庁も2000年から毎年、巡視船を派遣している。海上保安庁はことし6月に、BAKAMLAと合同訓練や情報共有などに関する覚書を締結したよ。
クナパ君 こんなところでも日イの協力関係が強まっていたんだね。 (高地伸幸)

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