元実習生の社長さんたち

クナパくん 日本へ行っていた元技能実習生たちが社長の会をつくっていると聞いたよ。
記者 インドネシア研修生実業家協会(IKAPEKSI)だね。「社長の会」と呼ばれる。インドネシア全体で6000人が所属。帰国した元実習生の歓迎会を開いたり、毎年日本を訪れて実習生を激励したりしている。同窓会も開いているよ。
クナパくん どんな社長さんたちなの?
記者 従業員数が数百人規模の製造業の会社から、小さなワルン(屋台)まで幅広いよ。IKAPEKSIが出した本には、会社がたくさん載っていて、職業訓練校の「実証」、飲食店の「たこやき」と日本名が登場しているよ。
クナパくん つながりを生かして、仕事をしている人がたくさんいるんだね。
記者 ジャカルタの地下鉄でもある大量高速鉄道(MRT)の設備に関わった会社もある。IKAPEKSI自ら、日本の調味料を生かした食品を「Oishii(おいしい)」というブランドでつくっているよ。
クナパくん 元実習生は今も日本語を覚えているの?
記者 そうだね。日本語学校を持っている社長さんも多い。複数の会社を経営しながら、学校を持っている。社長さんたちに聞くと、自分たちのように実習に行って帰国し活躍してほしいから、日本語を教えていると言っていたよ。
 今では元実習生が日本語の先生になって、その生徒がまた日本語学校を経営して実習生を育てている。インドネシアから実習生を送り出して25年がたつから、世代を超えて、実習生への道が引き継がれているね。
クナパくん 技能実習生と似ている新しい制度が最近始まったよね。
記者 特定技能だね。日本語と技能の試験があって、よりたくさんの仕事で労働者が働けるよ。技能実習生を3年間経験すれば、特定技能の試験が免除される。日本語学校の先生たちは、自分たちが送り出した実習生も、3年後に特定技能に切り替えたら、日本で長く働けると期待をしていた。すでに帰国した元実習生も、特定技能で再び日本に行けるなら行きたいという人もいるよ。 (木許はるみ、写真も)

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