【写真グラフ】「豪州と国交断絶せよ」 通信傍受疑惑に抗議

 イスラム強硬派団体のイスラム擁護戦線(FPI)とヒズブット・タフリル(HTI)、右翼団体のコマンド・プジュアン・メラ・プティ(KPMP)のメンバー約千人は22日、南ジャカルタ・クニンガンの豪州大使館前で、同国のインドネシアへの通信傍受疑惑に抗議した。
 参加者は豪州が「独立国家、インドネシアの主権を侵した」と批判し、大使館にトマトや卵を投げた。ユドヨノ大統領には「豪州とは国交断絶せよ」と求めた。FPIメンバーの一部は投石したり機動隊員ともみ合いになる場面もあった。
 デモで道路の半分は封鎖。周辺に渋滞を起こした。(堀之内健史、写真も)

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