道路の下に暮らして

家屋には天井がなく、頭上の道路がその代わりになる。そばには、路上から集められリサイクル業者に売られる大量のごみがあった＝２日

妻とテレビのドラマに見入るカルノさん（左）。テレビはごみ改修業者として働く子どもから贈られた＝２日

煙草をくゆらせるロシキンさん（55）。70年代、中部ジャワ州スマラン市から「上京」し、高速道ができた約２０年前から住み始めた＝２日

携帯ゲーム機で遊ぶ子ども。学校に通う子もいれば、通わない子もいる。走り回る元気な声が、高架道の下をこだましていた＝１日

ごみをプラスチックや金属、それぞれの種類に分けるフクミアティさん（４０

ブルーシートの「カーテン」から隣の部屋をのぞき込むカルノさんの孫、デピ・パネサちゃん（９）＝１日

高架道から見える居住地＝２日

午後７時、暗闇に浮き上がる高架下の居住空間＝２日

インドロヤナさん（４０）と高架下で出会った飼い犬のジンドロン＝２日

高架下の住民がお金を出し合い、造ったイスラムの礼拝所。密度が濃い居住地の住民は皆、結束が強い＝２日