閣僚数制限を撤廃 改正法案を国会承認
国会本会議は19日、国務大臣法2008年第39号の改正案を承認した。閣僚数を最大34人に制限する第15条が撤廃され、大統領が必要に応じて決めることができるようになる。地元メディアが報じた。
プラボウォ次期政権では閣僚数を現政権の38人から44人に増やすとの見方が広まっており、プラボウォ氏大統領就任の10月20日に閣僚発表を行うとしている。
また、プラボウォ氏の弟のハシム・ジョヨハディクスモ氏は先に、次期政権では公共事業・国民住宅省など既存の省庁を分割する構想があると明らかにしていた。
閣僚数の制限撤廃について、国家予算に負担をかけ、官僚機構を複雑にするという否定的な声も上がっている。