選挙職員の死亡114人に 継続労働の見直し必要 人材開発・文化調整相
14日に行われた大統領選挙と総選挙(議会選)の集計作業が続いているが、保健省は26日段階で死亡した開票作業に関わる職員が114人に達したと発表した。地元メディアが伝えた。
死者数が最も多かったのは投票運営委員会(KPPS)で59人。年齢層は51~60歳が35人で大半を占めた。このほか、職員1万5258人が業務終了後に体調の不調を訴え、病院で治療を受けたという。
死因は心臓病とされるが、ムハジル・エフェンディ人材開発・文化調整相は27日、「長時間労働は健康状態を悪化させる要因の一つである」と指摘。「24時間の継続労働を見直す必要がある」とし、今後は職員の人選を厳格化することを示唆した。(アウリア・アナンダ)