お祭り気分に酔う市民  ジャカルタフェア あすまで 

 ジャカルタ暮らしでお祭りと言えば、思い浮かぶのはジャカルタフェア。日本留学体験者としてはジャカルタ日本祭り(JJM)も楽しみだが、ジャカルタの市制施行を記念するこのイベントには、やはり気持ちが華やぐものがある。別名「クマヨラン夜市」。17日が最終日となるが、花火が夜空を彩るこのイベントにお腹を空かせて足を運び庶民の日常を垣間見るのはどうか。

 午後3時半。まだ昼間の暑さが残るが、入場ゲートでの混雑を見越して早めに会場に向かった。入場料は曜日によって異なり、音楽ライブも楽しめる週末のセット料金が10万ルピア。入場のみなら5万ルピアとお手頃だ。
 しかも、庶民の間でも保健アプリが定着しているから入場は予想外にスムーズ。賑々しい会場はかつてあったままで、音楽の波に飛び込める。コロナ禍の長く重たい我慢の日々を吹き飛ばし、東南アジア最大級のイベントと言われるジャカルタフェアの世界に引き戻してくれた。
 やがて太陽が沈み、夜の帳が降りるころ、一気に入場者が増えて会場はヒートアップ。音楽ライブは熱気を帯び、家族連れやカップル、友だちグループが食べ歩きを楽しみながら、「コロナ禍からの開放」を心から喜んでいるようだ。
 中央ジャカルタから来たトレシアさん(37)は、「フェア再開を心待ちにしていた。インドネシア人にとってこの賑やかさはなにより嬉しい」と満面の笑み。バンテン州タンゲラン市在住のイェニさん(45)も、「このフェアはジャカルタの発展のシンボル。再開を心から歓迎したい」と嬉しそうだ。
 中央ジャカルタの国際展示場、ジャカルタ国際エキスポ(JIエキスポ)を会場とする今年のフェアは、3年ぶりの開催となり国内外の企業2500社が参加。場内には、車やバイク、食品、衣料、家電、化粧品などのブースが出展している。
 「イベントに並ぶ商品は割高と思い込んでいたが、それは大きな間違いだった」。イェニさんが目を丸くして言うように、ジャカルタフェアは特価商品のオンパレードだ。夜市で食べ歩きをしながら、音楽三昧のアートな夜を満喫。おまけにショッピングも楽しめるというジャカルタフェア、来年以降も続いてほしい。(センディ・ラマ、写真も)

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