シンコン畑でウォーキング 都会の喧騒を忘れ、汗を流す スントゥール

 コロナ禍で、すっかりと運動をする機会が減ってしまった。そんな中、「ジャカルタ歩く会」の高岡結貴会長が「シンコン(キャッサバ芋)畑でウォーキングを行う」という。運動不足を解消するにはいい機会だと思い、参加してみることにした。

 今回のコースに選ばれたのは西ジャワ州ボゴール県スントゥールにあるシンコン畑。この日は子ども7人を含めた44人が参加した。シンコンは大きいもので1・5メートル以上。ジャカルタの都市部では見ることができない景色に心が弾んだ。
 ウォーキングが行われた午前8~11時ごろの天候は晴れのち曇り。雨季のような天気が続くこのごろ、歩いている最中に雨が降らなかったのは幸運だった。インドネシアでの生活は延べ2年となるが、シンコン畑の中を歩くのは初めて。普段はオフィスビルに囲まれて生活しているが、緑豊かな景色を眺めながら汗を流すのはとても気持ち良かった。
 また、参加した子どもたちの姿を見て元気をもらった。南国の暑さにも負けず、力強く歩く。水溜りを見つけたら友だちとはしゃいでいる。普段は子どもと接する機会はないが、いつもより早く起き、歩く会に参加することができてよかったと思っている。
 高岡会長は「今回は多くの参加申し込みがあった。コロナ禍で生活に制限がかかり、みんなうっぷんが溜まっているのだろう……。前回に引き続き、無事開催することができて本当に良かった」と笑顔で話す。
 新型コロナウイルスの感染状況をみながら、年明けの1月にはボゴール県とチアンジュール県をまたぐプンチャック峠エリアで歩く会を開催する予定だという。「100人規模で実施したい。ウォーキングした後にバーベキュー。ヤギの丸焼きをみんなで食べたい」(高岡会長)。
 2003年から始まった歩く会創設者の一人である吉田稔さんは、「歩く会は自由・平等・博愛をモットーに活動している。毎回ウォーキングに参加する義務はなく、誰でもいつでも気軽に参加してほしい。年齢や国籍も関係なく、自然を楽しむことができる」と魅力を語った。
 現在、国内では新型コロナの感染者数が減少傾向を示しており、さまざまな活動ができるようになってきた。この波に乗り、邦人がインドネシアを満喫する話しをより多く耳にするのだろうか。今後に期待したい。 (長田陸、写真も)

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