ジャカルタへ渡航 コロナ禍での体験

 レバラン(断食月明け大祭)に向けて行動制限が強化される直前、滑り込みでインドネシア入りすることになった。結果的には順調に入国することができたが、イミグレ規定は頻繁に改定されている。書類に不備はないか、入国条件に変更はないか、神経を尖らせる必要がある。

 最初の関門は出国地の羽田空港。搭乗したシンガポール航空のチェックインカウンターでは、PCR検査の陰性証明書とビザの提示を求められた。これは想定通りなのだが、取得しているのは211ビジネスビザ。入国の可否を確認するのに手間取ったようで、確認作業に30分近くかかり、ようやく搭乗券を受け取ることができた。
 搭乗便はシンガポール行きで、チャンギ国際空港でトランジット滞在することになるが、コロナ禍での乗り換えがどうなるのか分からなかった。しかし、不安は杞憂だった。シンガポールに到着すると空港職員に搭乗ゲート近くの指定エリアで待つよう指示された。そこでは乗り継ぎ便の航空券を確認されたが、それだけ。約1時間後、再び機上の人となっていた。
 スカルノハッタ国際空港に到着すると、まず検疫官が配る健康質問表に記入した。記入内容は氏名や便名、滞在先住所などごく一般的な内容だった。次に保健省のヘルス・アラート・アプリ(e─HAC)のQRコードを提示する。e─HACは事前登録していたため、スムーズに手続きを進めることができた。最後に検疫官が日本で受けたPCRの検査結果を確認する。検疫官からは、現在の体調と過去2週間にインドへの渡航歴がないか質問された。
 到着ロビーを出ると、警備担当者が隔離先のホテルを確認するエリアがある。ホテルは事前予約していたため、特に問題もなく、送迎専用タクシーを待ってホテルに向かった。
 搭乗機を降りてからここまで30分ほど。入国手続きは予想に反して順調だった。
 しかし、ホテル到着後は少々面食らった。到着が午前9時ごろで、まだチェックインできないという。3~4時間待って欲しいというが、荷物もあって困っていると「館内レストランでもコンビニでも行ってもいい」。ホテルの周囲を見渡すと、隔離中とみられる外国人がウォーキングやランニングをしていた。
 隔離先に選んだ中央ジャカルタ・クマヨランにある四つ星ホテルでは、1日3食ともインドネシア料理だった。毎食、鶏や魚の揚げたものなど似たような料理の繰り返し。苦痛を感じた。入国手続きも大切だが、隔離ホテルも食事を含めて慎重に選択する必要があると思った。

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