初日に8社を閉鎖 ジャカルタPSBB厳格化
ジャカルタ特別州で新型コロナウイルス対策「大規模社会的制限(PSBB)」が再強化された14日、州政府は企業64社を調査し、制限違反や感染者の発見で8社のオフィスを閉鎖した。うち3社が「制限・保健プロトコル違反」で、5社が「感染者の発見」だった。15日、地元メディアが報じた。
PSBBの厳格化で特定11分野以外の企業は、オフィスに勤務する人数を「定員の25%まで」に制限することが義務付けられた。
違反した場合は罰金が課され、違反回数に応じ増額される。感染者が見つかった場合は、最短3日間のオフィス閉鎖と消毒が強制される。
州政府当局は15日、ジャカルタの企業数に対して監視チームの職員数が不足しているとし、軍や警察との連携を強めていく方針を示した。また違反企業の社員からの報告も受け付けるため、インターネットに窓口を設けている。