新たに297人漂着 ロヒンギャ難民 アチェ州

 アチェ州ロクスマウェ市の海岸に7日、ロヒンギャ難民297人を乗せた船が漂着、うち一人が呼吸困難のため死亡した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは同乗の難民38人が、死亡した難民と同じ症状を訴えているとして、9日、政府に医療支援を呼びかけた。
 アムネスティによると、救助されたロヒンギャ難民には、女性181人と子ども14人が含まれている。ミャンマー政府の迫害を逃れて約7カ月間漂流、洋上で約30人が命を落とした。また、漂着した難民の多くが脱水症状などで衰弱状態にあるという。
 同市では6月末にも、漂流した99人のロヒンギャ難民を保護している。現在も十分な医療支援を行えずにおり、こうした状況を踏まえてアムネスティは中央政府に対し、改めて支援を求めている。(高地伸幸)

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