駅前から〝チョイ乗り〟 貸し自転車でプチ散歩 メンテン周辺を行く

 スマートフォンのアプリを使った自転車シェアサービス「GoWes(ゴーウェス)」。最近は大量高速鉄道(MRT)の駅前にも専用駐輪場が設置され、見覚えのある人も多いのではなかろうか。今回はそんなGoWesに〝チョイ乗り〟し、メンテン周辺をブラブラしてみた。

 GoWesは、インドネシアのスタートアップ企業「スルヤ・テクノロギ・プルカサ」が2018年6月からバリ島でサービスを開始。ジャカルタ特別州では、約2カ月後の8月から試験運用が始まっていた。いわゆる「公共交通指向型開発(TOD)」に注目が集まるジャカルタで、駅や停留場から目的地までの〝ラストワンマイル〟をつなぐ担い手として、普及が期待されている。

 とはいえ、何かと社有車やタクシーを利用することの多い在留邦人にとって、貸し自転車を日常的に利用する機会はそう多くないだろう。そこで、ここではプチ散歩の足としての使い方をオススメしたい。
 中央ジャカルタのゴンダンディア駅から、オランダ時代の面影が残るメンテン地区を、あてもなくプチ散歩することにした。

 まずは、お隣のチキニ駅までの約2キロを、首都圏専用電車(コミューター)の高架線路沿いに走る。短距離の移動を想定した自転車なので、速度はあまり出ない。急がず、ジョギングくらいのスピードで、まったり楽しみたい。

 チキニ駅前にある、インスタ映えスポットとして若者に人気のゴルカル党の本部ビル前で記念撮影。続いて、スロパティ公園まで足を伸ばし、そこで小休止を挟んでから、メンテン地区の瀟洒な住宅街をぐるり。最後はお洒落なカフェが連なるチキニ・ラヤ通りにある、1878年創業の老舗「Bakoel Koffie」で一服し、同じゴンダンディア駅前の駐輪場に自転車を返却した。

 GoWesの使い方は至って簡単。専用のアプリを立ち上げて、自転車に貼り付けられたQRコードを読み込んで開錠。返却時は、最寄りの専用駐輪場に自転車を停めて、鍵をかけるだけ。使用料は15分3千ルピア。ATMや電子マネーOVOから、アプリに度数をチャージする。

 2時間程度の短い時間だが、乾季に入って日本の初夏を思わせるカラリとした陽気のもと、街路樹のざわめきを聞きながらのプチ散歩には、程よい充足感がある。週末のちょっとした息抜きに、ぜひトライしてみてはいかがだろうか?(高地伸幸、写真も)

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