ゴミ排出量6700万㌧ 海洋プラ世界2位 豊かさの代償


 インドネシアのゴミ排出量はことし、約6700万トンに上る見通しという。そのうち約720万トンがプラスチックゴミ。世界銀行によると、インドネシアは中国に次ぐ海洋プラスチックごみの排出国という汚名を着せられた。年間約129万トンものプラスチックごみが海に垂れ流されているという。

 国際環境NGO(非政府組織)グリーンピース・インドネシアはことし8月から9月にかけてジャカルタ特別州の沿岸部などでプラスチックごみを収集。製造元を特定する「ブランド・オーディット」を、他のNGOと共同で国内6州の32カ所で実施した。担当したアサ・ラスヤディさんはじゃかるた新聞の取材に対し、収集したプラスチックごみ1万3309個のうち製造元が特定できたのは7011個と説明した。最多は国内食品最大手のインドフード(654個)となったが、「大部分を占めるのは地場零細企業」という。

 アサさんは「大企業が率先して使い捨てプラスチック容器に頼らないビジネスモデルを確立し、零細企業に見本を示すべき」といらだちを隠さない。グリーンピースでは食品大手企業に対して、中身を詰め替えて繰り返し使える「リターナブル容器」に段階的に切り替えるよう提言している。豊かさの代償に拡大するインドネシアのゴミ問題。ものづくりのあり方から最終処理まで抜本的な対策が求められている。(高地伸幸、写真も)

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