電動二輪の実証研究開始 バッテリーを共同利用 ホンダ・パナ参加

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として進められている、電動二輪車向けバッテリー共同利用システムの実証研究が28日、正式に開始された。本田技研工業とパナソニックが助成を受け、電動二輪車「PCXエレクトリック」とバッテリーを供給する。石油燃料への依存を低減させたい、インドネシア政府の意向を踏まえた事業となる。

 実証研究では、着脱・持ち運び可能なバッテリーを電動二輪から切り離してユーザー間でシェアする方式を採用する。バッテリーをシェアすることで劣化度合いの平準化が図られ、バッテリーの長寿命化が期待できる。
 実証研究期間は、ことし8月から2021年2月までの予定で、西ジャワ州バンドン市とバリ州デンパサール市で行う。リース契約方式をとり、電動二輪を使用者に提供する。
 充電ステーションはコンビニやディーラーなどに配置する。バンドンには電動二輪270台、充電ステーション30カ所。デンパサールには30台、10カ所配置を想定している。充電ステーションには3台分の充電済みのバッテリーを置いておき、交換して使っていく。常に充電待ちの時間なしで、交換・使用できる仕組みを採用した。
 バンドンでは研究対象は個人が対象となるが、デンパサールでは企業向けの研究についても検討している。どの車体がどこのステーションを使っているかや、充電頻度、バッテリーの疲労状況などをモニタリング。結果を元に今後のビジネスモデル確立を図る。
 NEDOと工業省は同事業推進について、昨年12月に覚書(MOU)を結んでおり、準備を進めていた。建設コンサルタントのパシフィックコンサルタンツも出資・参画している。
 28日に工業省で開かれた運転開始式にはアイルランガ・ハルタルト工業相が出席して試運転を行い、電動化への期待を述べた。(小山倫、平野慧)

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