アチェに行ってみよう  バンダ・アチェ  夜中までグルメ

 週末、アチェに行ってみよう——そう思い立ち、飛行機を急きょ予約し、旅に出た。むち打ち刑やイスラム法……、たびたび目にするアチェのニュース。少し緊張をして足を踏み入れたが、そこは美食や文化にあふれた街だった。

 北スマトラ州メダン市を経由して、アチェ州バンダアチェの空港に到着した。実は空港に着いた時から、緊張がほぐれ、楽しみがこみ上げてきた。空港にあったイベント情報を見ると、毎週のように食事やファッションなどのイベントが開かれていたからだ。配車アプリのグラブやゴジェックもある。未知の世界が一気に身近に感じた。
 夜中に市中心部のホテルに到着、多くのカフェが開いていた。
 近くのカフェ「ケダイ・コピ・セイラマ」にふらっと入った。観光地としても知られるバイトゥラフマン・グランドモスクから徒歩15分ほどのところにある。約20席の店内の壁にはコーヒーの生産の流れがわかる絵が描かれている。地元のアーティストのアディさん(31)の作品だ。おすすめの「サマ・スロー・サンデー」を注文した。水出しコーヒーにオリジナルのシロップが入れてあり、コーヒーが苦手な記者も抵抗なく飲むことができた。
 同店は2018年10月にオープン。店主は、アチェでバリスタやロースターをしていた若手3人。その1人、サバリ・アスペアさん(22)は「アチェのコーヒーの文化を盛り上げたい」と開店の思いを話す。中学のころからコーヒーに親しみ、特にアロマが好きという。
 翌日は離島のサバンで1泊し、バンダアチェに戻る。滞在先のオーナーにおすすめのレストランを聞くと、中心部の人気店「ミーラザリ」を紹介された。1967年にラザリさんが創業した老舗店だ。午後9時を過ぎても店内は満席だった。
 定番の魚介類のミーアチェを頼んだ。だしのようにコクのあるソースが麺と絡み合い、濃厚な味わいだった。エビ、カニ、肉、イカのミーアチェのメニューがあり、1食5万ルピア以下と手ごろだ。
 さらに街に繰り出し、カフェを巡る。もうおなかがいっぱいだ。しかし、街にはカフェやアチェ料理、中東料理のレストランの数々。
 まだまだ食べたい、またアチェに行きたい。そう思いながら、旅を締めくくった。(木許はるみ、写真も)

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