緑の棚田で気分転換 バリ・タバナン 近場の田舎で過ごす

 バリ島といえば、ヌサドゥアやクタのビーチ、世界遺産となった棚田で知られるジャティルウィなどが多くの人でにぎわっている。でも、棚田なら他にもある。メジャーな場所ではない田舎。定番の観光地から離れて、水田地帯のタバナンへ足を延ばしてみた。 

 午前11時にヌサドゥアをたって西のタバナン県に入り、しばらく北上してププアンという地域のブリンビン村を目指した。到着まで車で約2時間。観光地化されていないので、道端の屋台で果物(でも新鮮!)を買う以外には何もない地域だが、ブリンビンの棚田はとにかく素晴らしい。人がいない。田園風景をほぼ独占して満喫できる。
 質素だが静かなワルンに座って、テラス状にうねる田んぼのまだ青い稲を眺めていると、日々の雑念から解放され心が落ち着いてくる。とても気分がいい。棚田を見ながら簡単なメニューで遅めのランチタイムだ。この辺りは絶景ワルンなどが数件あるだけ。買い物をする場所はないので、のんびり風景を楽しみたい。
 タバナンはバリの米どころ。どこまで行っても水田地帯が広がる。いくら写真を撮っても撮りきれないくらいだ。ただ、田植えがされていない時期もある。午後3時ごろ、ブリンビン村の棚田に別れを告げ、南へ向かう。小1時間を美しい風景を眺めながら移動する。次は同じタバナン県にある海岸地帯で、タナロット寺院の西隣りに位置するイエガンガだ。あか抜けた雰囲気はない田舎の海辺といったところだ。
 イエガンガの海岸には、ロブスターを出すカフェがある。地元の人もよく訪れる。丸のままのココナツジュースを飲んで一息ついたら、遠浅の海岸を歩いてみる。バトゥボロンという巨岩もある。暑さが苦手なら、カフェに座ったままインド洋の波がザンザン押し寄せる様子をボーっと眺めていてもよし! 何もしないのにリラックス効果大だ。
 サンセットを見ながらロブスターディナー(250グラム)で一日を締めくくる。バリのスパイスソースと空心菜が添えられて14万ルピア。ここのロブスターはこぶりな種類だそうだが、身はプリプリ甘味があっておいしい。
 バリの田舎でのんびりジャランジャランの一日を過ごしてみてはいかが? (上川よりこ、写真も)

◇Warung Made
住所 Desa Belimbing Jl. Raya, Belimbing, Pupuan, Kabupaten Tabanan, Bali

◇Warung Tulus Robster
住所 Jl. Pantai Yeh Gangga, Sudimara, Tabanan, Bali
☎ 0878・6326・9615
営業 午前10時~午後10時

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