まずは野球の楽しさを ソフトB 川島・福田両選手が指導

 野球の楽しさを伝え、インドネシア野球の大幅なレベルアップを目指す野球教室「アジア・ベースボール・クリニック・リターンズ」が19日、中央ジャカルタ区スナヤンの球場で開かれた。日本のプロ野球2年連続日本一の福岡ソフトバンクホークスから川島慶三、福田秀平両選手が来イし、日イの子どもとインドネシア代表選手ら約170人に指導した。

 会場のブンカルノ競技場内ソフトボール場には、ジャカルタ特別州や西ジャワ州、ランプン州、バンテン州など各地の地元クラブチームの子ども約80人とインドネシア代表30人が集まった。
 インドネシア・アマチュア野球・ソフトボール連盟野球部門のレオ・アグス副会長は「まずハッピーを大切に、楽しむことが先だと教わった。選手や子どもは基礎的なボールの投げ方や打球がバウンドした際の捕球を熱心に学んでいた。今の国内投手は最高でも球速が127キロ程度。日本のように150キロを出せるよう、若い世代からもっと成長していかなければならない。モチベーションアップにも現役プロ選手は魅力的」と話す。
 夕方には、ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)リトルリーグ部の子ども約60人が参加し、授業後に学校から直接自家用車で子どもを送迎した多くの父母も見守った。河原剛さん(12)は2年連続参加で「ボールを前でさばくのが大事だと分かった」と、また一つコツを身につけた。あこがれの川島選手は「外角や内角の難しいボールでも流し打ちでヒットにつなげるところがすごい」と話し、ボールにサインをもらって満足した様子だった。
 初めて指導した福田選手は「子どもたちの真っ直ぐな目がまず印象に残った。楽しんで野球をやっていたので、こっちも楽しくなった。一番伝えたかった野球の楽しさを分かってくれて、これからも続けてくれれば良いなと思う」。
 2年連続参加の川島選手は「昨年も話した野球を楽しむことを、心から楽しんでくれていたことに気付けたし、キャッチボールからしっかりと、相手の胸に取りやすい球を投げているのを見て成長を感じた」と笑顔がはじけた。両選手ともに今後も同様の活動を続けていきたいと話した。
 野球教室は総合建設業が中核事業のおおはまグループ(本社・福岡市)が2017年に社会貢献活動として初開催し、今回で2度目。グループの大濱鉄也代表は「昨年の子どもたちの成長を楽しみにしていた。プロ選手たちには(プレーだけでなく)どれだけの人を幸せにできたかが将来につながるということを学ぶ機会にしてほしい」と語った。

■オークションも開催
 両選手は日本で購入したグローブ30個、バット10本、ボール300球や優勝記念グッズのユニフォームやタオル、Tシャツ、菓子を参加者に贈った。教室後は会場を移動し、ソフトバンクの一流プロ選手らの用具などを集めたチャリティーオークションも開催された。売り上げは中部スラウェシ州やロンボク島など被災地に義援金として送られる。(中島昭浩、写真も)

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