勝ち負け超えた交流 3都市親善スポーツ大会 都市間・日イ混合進む (2018年05月14日)

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 バリ島で12日、3都市親善スポーツ大会(主催・バリ日本人会、ジャカルタ・ジャパンクラブ=JJC、東ジャワ・ジャパンクラブ=EJJC)が開かれた。ことしで16回目。日本・インドネシア国交樹立60周年を迎えたことしは過去最多となるインドネシア人参加者約80人を迎え、勝敗を超えて共にスポーツを通して交流を深めた。

 大会にはジャカルタ、スラバヤ、バリから約290人が参加。天候にも恵まれ、参加者はサッカー、ソフトボール、テニス、バドミントン、ゴルフの5競技に分かれ、日々の練習の成果を発揮した。
 インドネシア人参加者増を受け、バドミントンとテニスでは都市対抗の形式を取らず、完全に都市混合のペアという形で試合を行ったのが、前年までと大きく異なる点だった。ソフトボールではバリにインドネシア人チームが生まれ、健闘した。総合的な結果ではソフトボールとサッカーでジャカルタが、ゴルフでバリが他都市を制した。
 同日の夜にはクタのモール・バリ・ギャレリア内のエマレストランで懇親会も開催。バリチームでテニスに参加した在デンパサール日本総領事館の千葉広久総領事は「邦人にとって親善の場になり、日イ間の友好の懸け橋になれば」と期待を語った。同大会実行委員会には16年続いている大会を記念して在外公館長表彰が授与された。

■ジャカルタが優勝 サッカー
 ジンバランで行われたサッカーの試合では、ジャカルタが順調に試合を進め他の都市に勝利して優勝した。ジャカルタ代表の野村佳之さんは「広い年齢層のバランスのとれたチームで、優勝に向かって挑戦することができた」と振り返った。

■紅組が優勝 テニス
 ヌサドゥアのヒルトンバリ内のテニスコートで実施。ことしは都市対抗戦ではなく全体を紅組と白組で分けダブルスの総当たり戦を行い、勝ち数を競った。インドネシア人と日本人のペアも多く見られた。結果は紅組20勝、白組13勝で紅組の優勝。紅組の泉川博幸代表は「くじ運も味方につけ勝つことができた。勝つことができてうれしい」と喜びを語った。

■イ人チーム初参加 ソフトボール
 バドゥン県のバリ観光高等学校内グラウンドで行われたソフトボールは6年ぶりの参加となる伊藤忠のジャカルタがスラバヤを17―0で下し優勝を果たした。牧野英典監督は優勝を受けて「この勢いのあるチームでまた来年も参加する」と決意を新たにした。今回はインドネシア人との交流を目的にバリからインドネシア人チームが初参加。同チームのデワ・クレスナさんは「日本人の力強いプレーに圧倒されたが、チームとしていい経験になった。技術を高め来年も参加したい」と語った。

■バリが4連覇 ゴルフ
 ジンバランのニュークタゴルフクラブで開催された。初参加者も含め、インドネシア人選手が堅調にスコアを伸ばしたバリチームが4連覇を飾った。スラバヤ、ジャカルタはあと一歩及ばなかった。
 バリの土山和明さんは「バリ在住の日本人の平均年齢が高くなっている中で、インドネシアの若い人の参加による底上げは大変力になった。来年以降も連覇を続けていきたい」と喜びを語った。

■団体戦で交流 バドミントン
 デンパサールのチャハヤスポーツクラブで実施され、ジャカルタとバリから24人が参加した。2都市の選手混合の6人のチームが4チーム結成されて団体戦が行われたほか、混合ダブルスも盛り上がりを見せた。
 運営に当たったバリ代表の米岡麻記子さんは「団体戦では対戦相手を当日決めて試合を実施した。いろいろ相談しながら試合を進めていく上で、交流が深まった」と新しい取り組みの意義を話した。(平野慧、泉洸希)

懇親会で記念撮影する参加者=平野写す
懇親会で記念撮影する参加者=平野写す
サッカーの試合では炎天下の中、各都市の選手たちがボールを奪い合った=平野写す
サッカーの試合では炎天下の中、各都市の選手たちがボールを奪い合った=平野写す

テニスの試合後に握手する選手たち=泉写す
テニスの試合後に握手する選手たち=泉写す
初参加のバリ(インドネシア人)チームでは鋭い打球を飛ばすバッターも=泉写す
初参加のバリ(インドネシア人)チームでは鋭い打球を飛ばすバッターも=泉写す

都市間の垣根を取り払い、交流を第一としたバドミントンの試合=平野写す
都市間の垣根を取り払い、交流を第一としたバドミントンの試合=平野写す
懇親会で表彰されるゴルフの成績優秀者たち=泉写す
懇親会で表彰されるゴルフの成績優秀者たち=泉写す

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