【少女コンプレックス インドネシアで追う夢 下】タイでも大人気に ステージ後に長蛇の列 初の海外パフォーマンス

 アニメの祭典「アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)」が19〜21日、バンコクで開かれ「少女コンプレックス」が会場内のミニステージで会場内に設置されたパフォーマンスを披露した。
 少女コンプレックスはAFAの2日目に、「ユメノカケラ」「ハジマリノヒカリ」「ゴヤンデュマン」の3曲を披露。2回のステージを成功させた。1回目のステージでタイのアイドルファンの心をつかみ、2回目のステージでは前列で声援を送るグループが集結。地元のタレントによるステージ以上の盛り上がりを見せた。
 会場には「よしもとブース」も設置され、タイをはじめ日本やシンガポールなどアジア各国から少女コンプレックスファンが集まった。メンバーと写真を撮ってバッジを作るサービスには長蛇の列ができた。列に並んだ地元の来場者は「きょう少女コンプレックスを知ったが、パフォーマンスを見て感動した。すっかりファンだよ」と話した。
 ステージを終え、フローレンティナは「お客様が(盛り上げを)協力してくれたので楽しかった」とステージを満喫していた。フィオラは「AFAに出演することはずっと夢だったのでうれしい。次はもっと頑張りたいです」とインドネシアで行われるAFAのステージへと目標を掲げた。 インドネシアのAFAは9月16日〜18日の3日間、中央ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)で開かれる。
 インドネシアから始まった「少女コンプレックス」は、タイ、ベトナム、台湾とグループを拡大してゆく。そして、各国代表が集まりアジア混合ユニットとしても活躍する。公用語は日本語と定められた。歌やダンス、そして外国の文化や言葉に彼女たちはこれからも挑戦を続けていく。(市田博嗣、写真も、おわり)
 ▽レギニア メンバー全員の推しメン。ファッションや持ち物は大好きな色のピンクで統一している。辛い物も大好きでインドネシア一番だと言われるほど。
 「民謡などのスンダの文化を皆さんに広めていきたいと思います」
1997年6月2日生まれ
 ▽クララ 考え方や話すことが男らしく、メンバーからはお父さんのようだと慕われている。意外と高い?アニメ声?というギャップも魅力だ。
 「家族を大切にし、仲間を大切にする。もっとアジアに広まりますように」
1997年4月16日生まれ
 ▽アニンディタ 一番元気で、マネジャーからうるさいと注意されることもしばしば。サラーとナダを引きつれ「お笑いトリオ」を名乗る。
 「頑張ればどんな辛さも乗り越えられる。それを伝えていきたいです」
1999年12月19日生まれ
 ▽イレネ メンバーの中で一番純粋でマイペース。厳しいレッスンでも黙々とマイペースで励む。突然笑い出して周囲をびっくりさせることもある。
 「バティック独特の模様は魅力的。自分でも作りたいです」
1997年9月14日生まれ
 ▽ナダ 歌の上手さは自他ともに認める。アカペラでの歌声は癒やされると評判だ。自身のSNSでの評価も高い。韓国語が話せて、日本語の習得も速い。
 「インドネシア料理はおいしい。特にマドゥラ島のアヒル料理は格別です」
1997年12月3日生まれ

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