ジャカルタに響け、高貴な声 ジャパネシア・オペラ・アソシエーション 日イ歌手6人、観客を魅了

 「ジャカルタでオペラを楽しめる機会を作りたい」。駐在員の妻でジャカルタ在住の日本人オペラ歌手、大門真知子さんら日本人女性2人が新たに立ち上げたオペラ団体「ジャパネシア・オペラ・アソシエーション」は30日、南ジャカルタのリサイタルホール「クルタヌガラ」で創立を記念する「オペラガラコンサート」を開いた。日イのオペラ歌手6人が観客約200人を魅了した。
 1曲目ではワイングラスを片手に登場し、ヴェルディ作曲の「椿姫」より「乾杯の歌」を披露。特別ゲストとして参加した日本のオペラ団体・藤原歌劇団の松山いくおさんは、アリア(独唱)で滝廉太郎作曲「荒城の月」と山田耕筰の「待ちぼうけ」を日本語でのびやかに歌った。ビゼー作曲の「カルメン」から「闘牛士の歌」などオペラの名曲も披露した。
 2部では1830年頃のパリの下町を題材にしたプッチーニ作曲の「ラ・ボエーム」やモーツァルト作曲の「コジ・ファン・トゥッテ 」から厳選した10曲を披露。物語に合わせて衣装やしぐさ、豊かな表情、美しいハーモニーを交えて役を演じ、観客をオペラの世界に引き込んだ。
 発起人の大門さんは2014年に来イして以来、日イの良いところも少しずつ見え、オペラで両国の繋がりをつくりたいと同団体を発足。「インドネシアでオペラ仲間と出会い、多くの人に支えられてコンサートを開くことができた。いつかインドネシアのオペラ歌手を招待し日本でコンサートを開きたい」と話した。
 テノール歌手のアリ・ウィボウォさんは「JKTニャマン・プロジェクト」が昨年11月に開いたファミリーコンサートでの共演がきっかけで出演。「オペラは退屈でなく、美しくとても楽しいもの。インドネシアではオペラを楽しめるのはお金持ちだけというイメージが強いが、本当は誰でも楽しめる音楽」と話した。(毛利春香、写真も)

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