書道人気広まる なちゅさんがパフォーマンス

 東京・渋谷を拠点に活動しているギャル書道家のなちゅさん(31)が年末年始、ジャカルタを訪れ、書道パフォーマンスを披露した。「来るたびにインドネシアで書道が求められている気がする」と、なちゅさんは感触をつかんでいる。
 カーフリーナイトの31日は午後6時から中央ジャカルタのホテルインドネシア(HI)前ロータリーの真ん中で、カウントダウンを待つ家族や若者たちにボディー書道を勧めた。無料でその場で文字を書いてもらえるということで、子どもから大人まで希望者が絶えなかった。「自分の名前を日本語で」「好きな言葉を漢字で」などの依頼に応え、なちゅさんは夢中で筆ペンを走らせた。
 なちゅさんは書道師範代の免許を持つ。2009年から12年の解散までアイドルグループSDN48に所属した。その後、小学生の時から続けていた書道の道を極めたいと書道学校に通い、3年かけて師範代の免許を取得。15年から書道パフォーマンスとボディー書道を始め、書道の魅力を国内外に発信している。
 ロータリーで実施したボディー書道も、毎週日曜の午後、渋谷駅ハチ公脇で展開している活動を年末、インドネシアで挑戦してみたいと考えた自身の持ち込み企画だった。
 1、2の両日はバンテン州南タンゲランにあるイオンモールのメーンアトリウムで開かれた新年イベントに出演。長さ約10メートルの紙に「迎春2016年賀」などの文字を大きな筆で力強く書き、会場からは拍手が鳴り止まなかった。書道教室では「正月」や「日本」の文字を、来場者と一緒に書いた。なちゅさんは「私の存在というより、活動を通じて書道という日本の文化がきちんと広まってきている気がする。うれしくて幸せな気分」と振り返る。
 2015年1月に初めてインドネシアを訪れて以来、今回が3度目。16年の新年を渋谷ではなく、インドネシアで迎えたなちゅさん。「インドネシアの活動をきっかけに、海外からのオファーもくるようになった。ことしは活動を広げ、いろいろな国の人たちと触れ合うことができたら」と抱負を語った。(山本康行、写真も)

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