お笑いで日イつなぐ よしもとが初ライブ

 よしもとクレアティブ・インドネシアは21日、南ジャカルタのヤマハミュージックセンターで初のライブ「よしもとコメディーパーティー」を開いた。

 「アジア住みます芸人プロジェクト」でインドネシアに住んで活動する同社所属ピン芸人のアキラ・コンチネンタル・フィーバーさん、そこらへん元気さん、トリオのザ・スリーの3組が出演。日本から特別ゲストでお笑いコンビCOWCOW(カウカウ)が駆けつけ、お笑いで日イ両国をつないだ。
 ライブはインドネシア語、日本語の2回開かれ、計350人が会場を埋めた。元気さんはインドネシア語の漫談に挑戦、日本語ではフリップを使い、日本とインドネシアの違いなどを独自目線で紹介した。ザ・スリーは独立記念塔(モナス)広場で自撮りする男たちの人間模様にリアクション芸を織り交ぜ、インドネシア語で届けた。タクシーの乗車を題材にした日本語ネタでは、共感する日本人らの笑いを誘った。アキラさんはバドミントン大国インドネシアにちなみ、シャトルの色を変化させるネタなどを披露、観客を楽しませた。
 3組が約6カ月間のインドネシア生活で培った経験を詰め込んだネタを終えた後、カウカウがステージへ。大歓声のなか、インドネシアでも大ブレークした「あたりまえ体操」で幕開け。
 途中、カウカウの多田健二さんがジョコウィ大統領にふんし再登場。ジョコウィ氏が大統領選挙時に使った言葉「サラム・ドゥア・ジャリ(2番の候補者に入れてください)」を決めゼリフにインドネシアのファンを魅了した。カウカウの善しさんもジャカルタ特別州のアホック知事の物まねに初挑戦し「ジョコウィ・アホック」のツーショットが実現した。インドネシア語の「ドゥア(数字の2)」からヒントを得て誕生した曲「ドゥアドゥアドゥーア」では、観客と一緒に踊るなど一体感を深める場面も。カウカウの人気ネタの一つ「アイアン・メイシン」も披露、日本とインドネシアの「迷信」を題材に、笑いを振りまいた。(山本康行、写真も)

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