火焔樹
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【火焔樹】能登半島地震から1カ月
能登・穴水。「秘密基地」と呼ぶ友人の別宅が、能登半島地震で被災した。あの日から1カ月。破断した道路の復旧が進んで穴水町に入る県道が開通。友人も諦めかけていた別.....
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【火焔樹】「日本有事は台湾有事」
能登半島地震の被災地支援が本格化している。台湾の中央社電によれば、甚大な被害を受けた石川県穴水町の穴水総合病院で28日、台湾の慈善団体による炊き出しが始まった.....
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【火焔樹】結実していた研究者の熱意
経済に偏りがちな交流の多角化が日イ間で求められる中、日本人研究者によるインドネシア研究を活かしたい。論文をアーカイブ化して、日本人によるインドネシア研究を広く.....
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【火焔樹】日本語教育に見る国軍の本気
地域の平和と安定をけん引する新しい防衛協力が日イ間で始まっている。インドネシア国軍と日本の防衛省が日本語教官を育てるという人材育成プログラムで、日本語を介した.....
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【火焔樹】片務的な関係を打破せよ
インドネシア現代史に詳しい倉沢愛子氏はその日、デポック市にある居宅で苛立ちを隠せなかった。慶応義塾大学名誉教授を退任した倉沢氏は今年9月、国家研究イノベーショ.....
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【火焔樹】胸に込み上げる声援 U―17日本代表 人生が変わる成長を
ドイツが初制覇し、国内4都市で開催された国際サッカー連盟(FIFA)U―17(17歳以下)W杯が幕を下ろした。 若き日本代表は強豪国がひしめいたグループ予.....
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【火焔樹】展示会に見る小さな日本
インドネシアの産業発展にすり寄る中国、韓国企業の勢いが止まらない。自動車業界では8月のガイキンド・インドネシア国際オートショーで、上汽通用五菱汽車(ウーリン).....
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【火焔樹】和食の技と心 故郷のために
日本生まれの日本育ち。ボゴール出身の父親を持つ旧友、ハーリー青柳さん(54)が念願の日本料理店を開いた。料理人の道を目指した原点は東京・JR目黒駅前の雑居ビル.....
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【火焔樹】「昔のように元気になって」 元日本留学生たちの期待
日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)は今年で友好協力50周年。日本留学を経験したASEAN各国の元留学生たちが今月、ジャカルタに集結した。「元日本留学生評議.....
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【火焔樹】印刷工場とチームプレー
新型コロナ禍が経済活動の構造転換を迫る中、紙メディアの柱を担う印刷工場にもその影響が及んでいた。在宅勤務となった3年でインターネットへの依存が加速。紙離れが進.....
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【火焔樹】日本語にやさしさを
国内外問わず、相手が少し日本語ができるとみると気が緩み、方言や難しい単語を使って早口で話す日本人は少なくない。日本の玄関口で働く空港職員の外国人に対する日本語.....
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【火焔樹】入り混じる希望と失望
27日の夕方、ここインドネシアでも多くの日本の方々の期待や希望が、大きな鬱憤に変わってしまったことは否めない。カタールで行われているサッカーW杯のグループリー.....
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【火焔樹】勝って兜の緒を締めよ
23日夜、日本サッカー界の歴史が大きく動いた。カタールで行われているサッカーW杯カタール大会のグループリーグ初戦。連載「サッカー小僧のりあらいず」でも書いた最.....
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【火焔樹】若者が日本を捨てる日
歴史的な円安が技能実習生たちの生活を圧迫。彼らにとって日本の魅力が色あせ始めた。そんな話を8面のコラムで書いたが、日本の将来に不安を感じるのは、日本の若者たち.....
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【火焔樹】肌で感じる日本への信頼
10月5日は国軍の創立記念日――。早朝から東ジャカルタのハリム空軍基地で待機することになった。イスタナ(大統領宮殿)で行われる記念式典で、編隊飛行などを披露す.....
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【火焔樹】快適だった電動バス
中央ジャカルタを走る公共バス「トランスジャカルタ」で最近、電動バスを見かける機会が増えた。普段の移動手段はバイクだが、「電動バスの乗り心地はどうだろう」とふと.....
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【火焔樹】大切な人の未来に1票を
選挙権が与えられた18歳の時から、欠かさず投票権を行使してきたが、10日投票の参院選は人生で初めて断念せざるを得ない。日本国民であるという気持ちを踏みにじられ.....
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【火焔樹】モーターレースに熱視線
北ジャカルタのアンチョールに完成したジャカルタ国際イープリサーキット(JIEC)。4日には電気自動車(EV)レースの世界選手権「フォーミュラE」が開催される予.....
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【火焔樹】スマトラの味を求めて
レバラン(断食月明けの大祭)期間中はランプン州バンダルランプン市内で過ごすため27日、同市に前入りした。ランプンでこの日のブカプアサ(断食明け)をするなら、ぜ.....
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【火焔樹】ラマダン期間をめぐる論争
ラマダン(断食月)がまもなく明けようとしているが、今年もその期間をめぐって論争となった。ただ、この社会の内側から見れば、決して不思議な事ではない。「多様性の中.....
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【火焔樹】保健アプリ使用率低下
ルフット・パンジャイタン海事・投資調整相が13日、ジャワ・バリ両島で保健アプリ「PeduliLindungi(プドゥリリンドゥンギ)」の使用率が低下していると.....
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【火焔樹】世相を描くストリートアート
洋の東西を問わず、そしていつの時代もストリートアートは政治と背中合わせの関係にある。街角に描かれる風刺画は世相を反映した、メッセージ性の高いアートといえる。 .....
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【火焔樹】コロナ禍で注目されるジャムー
生薬から作る伝統薬のジャムー。インドネシアでは今なお根強い人気がある。原点は中国大陸から来た中医薬だが、収益性の高い産業規模にはなかった。臨床試験に40億ルピ.....
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【火焔樹】垣間見た若者の本音
バイク乗りにとり、雨季は実に悩ましい。天気がよければ機動力があり、特に田舎道を風を切って走るのは気持ちいい。ところが私の場合、雨になると難行苦行でしかない。モ.....
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【火焔樹】スマホ規制にため息
日本に一時帰国する機会があり、古くなったスマートフォンを新調したのはいいが、ジャカルタに戻ってから難問に直面した。インドネシアのSIMカードを差し込んでも、「.....
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【火焔樹】入国手続きは自ら確認を
一時帰国を終え、帰着したスカルノハッタ国際空港。空港内に漂うジャカルタ特有の空気感を感じながら、ようやく自宅に帰ったようでホッとした。 しかし、感慨にふけ.....
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【火焔樹】国境を越えた技能実習生たち
メディカルチェックのため、7カ月ぶりに一時帰国した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一時帰国は制約も多くやっかいだが、周囲の協力も得てようやく実現すること.....
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【火焔樹】おおらかな気持ちで
降圧剤など慢性疾患の治療薬が底をついた。インドネシアで新型コロナウイルスの感染拡大が表面化した3月以降、今回で2回目となる。 悩ましいのは、ローカルの医療.....
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【火焔樹】いつ故郷へ一時帰省ができるか?
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が、レバラン(断食月明け大祭)にともなう有給休暇取得奨励日の日程を再検討するよう指示した。年末に延期した当初案を覆し、.....
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【火焔樹】つまようじでウイルスから身を守る!
私が働く職場のビルでも、他の多くのオフィスビル同様、新型コロナウイルス拡散防止のために様々な対策が講じられています。コーヒーショップやミニマートといったテナン.....