インドネシア人記者の目
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EV市場の未来は明るいか?
EV(電気自動車)市場の活性化に重点を置いた大統領令(第55/2019)。これによりインドネシアは今後、急速なEVの成長が見込まれる。政府は25年までにEVが.....
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ライバルは「空の投票箱」
インドネシアの選挙において、民主主義体制下の健全な規範、いわゆるガバナンス・システムが構築されているとは必ずしもいえない。言い換えれば、公平で公正な手続きが行.....
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レアアース生産国への道
最近、中国が独占するレアアース(希土類)の国産化に期待する声が政府内で高まっている。政府は希土類の開発研究を加速させる方針を示しており、技術開発や活用方法を探.....
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再起するジョクジャ観光
「ジャワの魂」ともいわれるジョグジャカルタは、バリ島に次いで国内2番目に人気のある観光地だ。それ故にバリ島と同様、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流.....
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「立身出世物語」に始まる期待 菅新政権発足で
日本では菅新政権が発足した。最高指導者の交代というひとつの節目だが、政治的に揺れる近年のインドネシアとは異なり、安倍晋三の後継として元官房長官の菅義偉が首相に.....
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オフィスの50%は空っぽ ジャカルタ中心部 コロナ禍で下がる稼働率
新型コロナウィルスの感染拡大が続く中、多くの企業が従業員に「WFH(Work From Home=在宅勤務)」を求めており、ジャカルタ特別州内のオフィス稼働率.....
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課題山積の食糧安保政策
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、食糧安全保障の確保を求める声が高まっている。我が国において食の根幹を支えるのはコメであり、この安定供給の確保は極めて重要.....
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奇数偶数制度の二輪適用に反発の声
ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事が、ナンバープレート末尾の数字による車両進入規制策「奇数偶数制度」について、オートバイも新たに規制対象とする考えを示.....
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観光医療の加速に疑問の声 「健康はビジネスではない」
政府は新たな財源の獲得を目指し、観光医療産業の育成に乗り出した。健康を求める外国人に医療サービスを提供し、新しいビジネスモデルを構築する狙いだが、「国内医療は.....
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コロナ制御に軍投入
新型コロナウィルスを抑制する健康プロトコルに対し、インドネシア人の取り組みがルーズであることは、隠しようのない事実だ。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領.....
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遅れに遅れる財政支出
今年第2四半期の経済成長がマイナス5・32%の減少を示したが、政府はインドネシアはまだ景気後退局面に陥っていない、と主張している。アリフ・ブディマンタ大統領経.....
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受け入れ再開を祈って 苦悩の派遣機関
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、インドネシア人技術実習生たちは派遣されるはずの日本での受け入れ再開のめどがつかず、国内待機を強いられている。先行きが見え.....
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拡散する偽情報と戦う コロナ治療薬 にじむ焦り
世界保健機関(WHO)は最近、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬はまだ開発途中にあるとの声明を発表した。その上で偽物や効果が証明されていない医薬品が出回って.....
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外見ばかりの〝空の箱〟
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の長男、ギブラン・ラカブミン・ラカ(32)が、現職の副市長、アフマッド・プルノモを押しのけ、与党・闘争民主党(PDIP.....
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感染制御こそ経済回復の早道 早くも観光再開 バリ島
インドネシアの観光業を復活させるけん引役として、世界的に知られるリゾートアイランド、バリ島が踏み切った観光再開に期待が高まっているようだ。新型コロナウイルスの.....
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精彩欠くジョコウィ政権
インドネシアで新型コロナウイルスの初感染者が公式発表されたのが3月2日。以来、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の施策の多くが、予想に以上に停滞している.....
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食糧危機から救うのは誰か
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は食糧危機に備えるとして、中部カリマンタン州で進める食糧開発プロジェクトの〝指揮官.....
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コロナ禍が働き方改革を後押し
首都・ジャカルタで急成長したコワーキングスペース。共同利用型の仕事環境を提供する新興ビジネスだが、新型コロナウイルスの感染拡大後、急ブレーキがかかっている。素.....
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コロナ禍が働き方改革を後押し
首都ジャカルタで急成長したコワーキングスペース。共同利用型の仕事環境を提供する新興ビジネスだが、新型コロナウイルスの感染が広がった3月以降、急ブレーキがかかっ.....
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企業誘致に背水の陣 バタンの新工業団地
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は6月30日、中部ジャワ州で進むバタン工業団地の建設現場を訪れた。大統領はここで、チャイナリスクが高まる中国から移転を.....
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バンブーバイクで「自然と共生」訴え
木製ラジオの製作で世界に名を馳せたシンギー・スシロ・カルトノ。今度はバンブーバイク、つまり竹製自転車を開発して注目を集めている。その根底にあるキーワードは、「.....
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モール再開も市民に失望感
ジャカルタ特別州のショッピングモールが、6月15日に営業を再開して半月あまりが過ぎた。しかし、新型コロナウイルスの拡散を防ぐ厳格な予防策を講じての再出発。消費.....
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ガイドラインを示せ 苛立つ父兄 7月の学校再開
新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する「大規模社会的制限(PSBB)」が始まり、約2カ月となった6月初旬、ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事はPSBB.....
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都市農業が変わる 火付け役は新型コロナ
「もう退屈とはおさらばさ」――。スポーツジャーナリストとして経験豊富なアトマン・アフディアトが、ジャカルタ郊外にある自宅屋上でほくそ笑んだ。 わずか数カ月.....
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遠隔医療に何ができるか
新型コロナウィルスの感染拡大で診療所が軒並み閉鎖。院内感染を避けようと外来患者を拒むケースもあった。そこで行き場を失った患者が頼ったのは遠隔医療。医師との対面.....
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自転車ブームに追い風 コロナ禍で意識変化 バス・電車に「ノー」
新型コロナウイルス感染の拡大第2波が心配される首都・ジャカルタでは、会社勤めが再開して人々は超満員の電車やバスに戦々恐々。自宅待機の家族も缶詰状態の生活が約3.....
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宙に浮いたドライブインシアター
新型コロナウイルスの感染拡大で、休業に追い込まれていたドライブインシアターが世界各地で営業再開に動き出している。首都圏(ジャボデタベック)も例外ではなく、「ニ.....
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陰鬱な祭りの後は…
インドネシアのレバラン(断食月明け大祭)といえば、2000万人もの人々が故郷に帰り、友人や家族と新しい衣服を着てご馳走を楽しむ。そんな1年を通じて最も賑やかな.....
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高まる自宅フィットネス需要
新型コロナウイルスの感染拡散を抑止する「大規模社会的制限(PSBB)」の元で、人々の日常生活に変化が起きている。自宅学習や在宅勤務が義務付けられる中、体調管理.....
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放置される5600万ドル市場
新型コロナウィルス渦の中、多くのインドネシア人が切望していることがある。それは映画館の営業再開だ。時代はインターネット。家庭で楽しめるエンターテイメントも数多.....