デジタル羅針盤
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ニュータイプのコミュニケーション
以前、本欄に現代人のコミュニケーション能力が低下したのではなく、コミュニケーションの難度が上昇したのだと書いたことがある。 昔はコミュニケーションの大半が.....
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コロナ後の監視社会?
在宅勤務が続く中、筆者がよく考えているのが、コロナウィルスの流行収束後がどうなるかである。 可能性の1つは喉元過ぎれば何とやらで、数年のうちに元通りの生活.....
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在宅勤務の良し悪し
昨今の新型コロナウイルスの流行でリモートワークに取り組む人、企業が急増している。 筆者自身は5年以上前からリモートワークを実践しており、出社するのは2日に.....
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移動は明朗会計で
バリ島の中でも人気エリアの1つウブド。筆者も家族や友人と何度か訪れているが、皆が苦労するのが交通手段だ。 ゴジェックやグラブのような配車サービスも、正式な.....
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ヘルステックで健康長寿
前回、新型コロナウィルス対策に活用されるIT技術の話題に触れたが、ITと医療や健康の組み合わせは、ヘルステックなどと言われ注目が高まっている分野である。 .....
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感染症対策のテクノロジー
目下、最も注目を集めているニュースと言えば日本でもインドネシアでも新型コロナウィルスだろう。感染による健康、生命への危険そのものだけでなく、経済活動への影響も.....
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新サービスの環境負荷
世界的にみても、日本、インドネシアに限っても2020年代の中心的な課題になりそうなのが気候変動対策だ。 インドネシアは森林火災や泥炭の分解によって排出され.....
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AI美空ひばりの危うさ
洪水とともに新しい年を迎えたジャカルタ。皆さんはどのような年末年始を過ごされただろうか。筆者はどこへも行かず、家でテレビを見たりして過ごしていたが、「紅白歌合.....
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濡れ衣着せられるAI
企業経営者でもある東京大学の特任准教授がSNS上で「中国人は採用しない」などのヘイト発言を繰り返し、東京大学が謝罪するに至るという事件があった。 この特任.....
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コミュニケーション省略
少し前に大手牛丼チェーンが無人レジを導入するというニュースがあったのだが、ソーシャルメディアで「非常に残念」「飲食において、お金を受け渡すことこそ一番大事な行.....
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孤独と戦うテクノロジー
孤独は喫煙や肥満以上に健康に悪影響を及ぼすそうだ。うつ病のようなメンタルヘルスに対してのみならず、がんや心疾患のリスクも高まるというから、まさに万病の元である.....
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レトロニムに見る進歩
以前からあるものが、新たに誕生したものとの区別のために新たな名称を与えられることがある。筆者もインターネットを見て知ったばかりなのだが、これをレトロニムという.....
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監視は双方向で
昨年からジャカルタでも高性能な監視カメラによる交通違反の摘発が行われている。 スピード違反や携帯電話を使用しながらの運転など交通法令の違反は跡を絶たず、ニ.....
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人類の伴侶はロボット
ネコは単独で生活する動物である。まれに小規模なコミュニティを作ることもあるが、エサや異性の取り合いからしばらくするとそのコミュニティも崩壊してしまう。ネコが長.....
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停電下の電子マネー
8月にジャワ島中西部広域を襲った停電。自宅も停電したため家族とともにショッピングモールに涼を求め避難した。 自家発電設備があるので電気には問題がなくほぼ平.....
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運命を決めるビッグデータ
2004年から05年にかけて放送されたSFアニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に、「デスティニープラン」というものがでてくる。これは全人類の遺伝.....
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首が回らぬ理由
私事で大変恐縮なのだが、肩や首の痛みがひどく、病院で診断してもらったり、いろいろした結果、いわゆる「スマホ首」であることが分かった。 ストレートネックやテ.....
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文字のバリアフリー
ディスプレー越しにしろ紙に印刷されたものにしろ、現代人が読む文字に手書きのものはほとんどない。大半がコンピューターで出力された文字、具体的には明朝体やゴシック.....
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無人レジでのお買い物
先月、日本に一時帰国して最も印象的だったことの一つは、店舗の省人・無人化が本格的に進み始め、一般的な人の生活の中に入り込んできたと思えた点である。 例えば.....
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依存症か小さな逸脱か
ゲーム障害という依存症がある。世界保健機構(WHO)がことし、正式に認定したもので、テレビゲーム、オンラインゲームのプレーが時間、金銭、体力的に制御できず、日.....
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写真さえ美しければ…
このほど大阪で行われた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で、安倍晋三首相と米国のトランプ大統領、中国の習近平国家主席が1台の長机に窮屈そうに座る写真.....
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電話機から電話がなくなる
以前、まだ液晶画面が白黒だった頃の携帯電話の主な機能は通話とSMSだった。家族、友達、恋人はSMSでやり取りし、レバランになると「おめでとう」のSMSで通信網.....
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非常時のSNSの是非は
大統領選挙で敗北したプラボウォ氏の支持者の一部が暴徒化し、ジャカルタが騒然としていた22日、フェイクニュースの拡散を防ぐためソーシャルメディアやメッセージング.....
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人生はネタバレ?
「ネタバレ」という言葉をご存知だろうか。結末が分かっている、結末をばらしてしまうという意味の俗語で、例えば推理小説の犯人やトリック、スポーツの試合の勝敗などを.....
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人が神になる時代に?
平成が終わり、令和が始まった。 平成はITが始まった時代だった。平成元(1989)年の時点で自宅にパソコンがあるような家はまれだっただろう。それが、その1.....
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社会の発展は掛け算
インドネシアに在住していると、外国人でも大半の人が一度ぐらいはお世話になるゴジェックやグラブといったライドシェア・サービス。タクシー代わりというだけでなく、食.....
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オンラインサロンの功罪
オンラインサロンが注目を集めている。 オンラインサロンとは「起業」「転職」「地方移住」など何らかの分野で知識、経験を豊富に持つ人がインターネット上で開設す.....
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ネットの常識の分水嶺?
兵庫県警が「ブラクラ」のアドレスをネット掲示板に書き込んだとして「不正指令電磁的記録供用未遂」の疑いで、女子中学生を補導、成人男性2人の自宅を家宅捜索した。 .....
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インターネットは何色?
「インターネットと聞いてイメージする色は何色?」と聞くと、日本人でもインドネシア人でもたいてい「青」と答える。 ちょっと前までブラウザ(インターネット閲覧.....
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注文は国境を越えて
ネットショッピングで、海外からの出店者が目立つようになった。アマゾン・ジャパンのような日本のサイトでは主に中国からだが、インドネシアのショッピングサイトでも中.....