かまくらで伝統楽器演奏 秋田「横手の雪まつり」 インドネシアからの訪問団

 かまくら内で子どもらが観光客をもてなす「横手の雪まつり」(秋田県横手市、14日〜16日)が始まり、東ヌサトゥンガラ州クパン在住で伝統弦楽器「ササンド」奏者のザカリアス・ンダオンさんや観光創造経済省職員ら9人が外国人として初めて参加した。ササンドはインドネシア最南端の同州ロテ島で生まれた楽器。道行く人は、繊細な音色が雪国の景色に響く「意外な調和」に聞き入った。

 ザカリアスさんは秋田民謡の「ドンパン節」のほか、「雪やこんこん」で知られる童謡「雪」など日本の30曲以上を覚えた。強い冷え込みの中、数曲ごとに火鉢で指先を温めながらササンドを奏でた。
 音色に惹かれて集まった観光客らは、竹筒に張った弦をシュロやしの葉で覆った独特の形状だけでなく、最大8本の指を器用に操る演奏法に驚いていた。同市に在住するインドネシア人も「インドネシアかまくら」の運営を手伝い、来客に同国特産のコーヒーやお菓子を振る舞った。
 市と訪問団の間を取り持ったインドネシア文化宮(東京都)の大川誠一氏=メトロTV東京支局長=によると、かまくら来訪者のなかには、太平洋戦争中で北スマトラ州に派遣された旧日本兵や、夫の仕事でインドネシアに滞在していた高齢女性、市在住のインドネシア人牧師らもおり、両地のつながりを認識する機会になったという。
 ザカリアスさんは15日には国際教養大学(秋田市)でも演奏を披露した。訪問団はインドネシアの観光PRと視察を兼ね、訪日。18日まで秋田県内に滞在する。(道下健弘)

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