過去最高の111万台 今年は横ばいの見通し 昨年の自動車販売

 2012年通年の国内新車販売台数が11年の89万台から大幅増の111万台となり、3年連続で過去最高を更新した。堅調な経済成長が購買力を押し上げるとともに、自動車各社が量販帯に新車を投入したことが背景にある。昨年6月の頭金規制も、結果として大きな影響にはならなかった。インドネシア市場は近年、順調に拡大してきたが、業界団体は今年の販売について、前年と同程度になると予測。一方で、中長期的には需要はまだ大きく伸びていくとしている。
 アストラ・ダイハツ・モーター(ADM)社が21日に発表した自動車工業会(ガイキンド)の統計(卸売りベース)によると、12年通年の販売台数は前年24・8%増の111万6230台。
 商業車のみを製造・販売する日野自動車を除いた日系メーカー主要8社の市場全体に占める割合は、91・9%になった。
 11年はタイが洪水に見舞われ、インドネシアが東南アジア最大市場になったが、タイの12年の販売は143万台と首位の座を明け渡した。
 ガイキンドのスディルマン会長(アストラ・ダイハツ・モーター社長)は13年の販売台数は、12年と同程度になるとの見通しを示している。
 低燃費・低価格車への優遇税制「低価格グリーン・カー(LCGC)プログラム」について、政府が今年中の施行を目指しており、新セグメントの創出による自動車販売の拡大が期待される。日系を中心とした各社はすでに同プログラムをにらんだ小型車の開発を進めており、プログラム導入後には一層激しい競争が繰り広げられることになりそうだ。
 12年のメーカー別販売台数(シェア)は、トヨタ40万5414台(36・3%)、ダイハツ16万2742台(14・6%)、三菱14万8918台(13・3%)、スズキ12万6577台(11・3%)、ホンダ6万9320台(6・2%)が上位5社。6位以下は、日産6万7143台(6・0%)、いすゞ3万3165台(3・0%)、マツダ1万2391台(1・1%)などとなった。(田村慎也)

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