暑いからこそメイクで若々しく健康的に メイクアップ講座開く バリ日本人会女性部

 常夏のインドネシア。暑さのせいでメイクを簡単にすませたり、素顔で過ごす人も多いのでは。でも日差しが強烈だからこそメイクで肌を守り、清々しく健康的に見せたいもの。バリ日本人会女性部が、在住邦人に人気の美容院「アンズ」の神近優美さんを講師にメイクアップ講座を開いた。

■1.化粧水でパッティング
 メイクはまずスキンケアから。
 ほおを顔の中心からこめかみに向かって、ひたいは中心から外側に向かって、あごはほおに向かって、それぞれ化粧水でパッティングする。首は下から上に向かってパッティングし、乳液でマッサージ。
 「パッティングは肌の内部に化粧水を浸透させやすくするため。終わったら最低五分は置いて肌に馴染ませます」
■2.ベースメイク 
 化粧崩れを防ぐにはベースメイクがポイント。まず、真珠大の化粧下地を中指と薬指の腹を使って塗る。
 次にリキッド・ファンデーションをスポンジで塗り、さらにスポンジを使ってムラをなくす。
 くすみや気になる部分にはコンシーラーを。薬指でなじませ、スポンジで押さえながらムラをなくす。
 仕上げにフェイスパウダーを。
 「スポンジはキューブ状のものが美容用品専門店で売っているので、つけるごとに新しい面を使うこと。下地選びはナチュラルに見せたいときはベージュ系パール入り、くすみが気になるときはピンク系パール入りがおすすめ。フェイスパウダーもパール入りを」
■3.眉毛
 パウダーで眉を描くこと。アイシャドウのセットに入っている暗い色を、先を斜めにカットした平たいブラシで描く。
 「この後、ペンシルで足りない部分を一本ずつ足す感じで描きます」
■4.アイシャドウ
 眉毛のラインに沿ってハイライト用のパール系をのせた後、目の際から眉のほうにグラデーションで薄くする。
 「ハイライトはイエローゴールド系がおすすめ。加齢でくぼみがちの目の周辺を明るく見せるためです」
■5.アイライン
 まつげとまつげの間を埋めるように描いていく。「ジェル状のものが落ちにくくおすすめです」
■6.マスカラ
 ビューラーでカールさせた後、マスカラをまつげの両面につける。
■7.チーク
 笑ったときに一番高く盛り上がる部分にななめに入れる。
■8.リップ
 リップラインをペンシルで描いてから塗る。「ホワイトのペンシルを下唇のサイドに少し足すと、口角が上がって見え、若々しい印象です」
■9.ハイライト
 締めくくりは薄紫色のシャドーを使ってTゾーンと目の下に大き目のブラシでハイライトを入れる。「顔が立体的に見えますよ」

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