「CGで重要市場」 ワコムとダタスクリプ 最新ペンタブレット発売

 コンピューター関連機器などの販売代理業務を行うダタスクリプ社はこのほど、日本のワコム社(本社・東京)が開発したペンタブレット「バンブー」第三世代の三製品と液晶ペンタブレット「Cintiq(シンティック)24HD」を発売すると発表した。
 バンブーは、コンピューターでデザインを行う際の支援機器で、専用のタブレットとペンをコンピューターに接続し、ペンをタブレットの上で動かし、作業の効率化を助ける。また、手を使ったタッチ機能の性能を従来品から改善し、三本指や四本指での操作に対応した。
 二十四インチの液晶ペンタブレットは、画面に直接、専用のペンを使い、書き込むことができるコンピューター。専用ペンでは、筆圧やペンの角度も感知して表現の幅を広げるという。
 バンブーシリーズの価格は、小型の「バンブー・ペン」が九十五ドル、「バンブー・ペン・アンド・タッチ」が百三十五ドル、中型の「バンブー・ファン」が二百四十ドル。
 「Cintiq」は今年末までに発売を予定しており、価格は三千六百五十ドル。
 ワコムの小見山茂樹取締役執行役員(ジャパン・アジアパシフィック統括本部統括本部長)は「台数の目標は設けてないが、期待値は大きい。インドネシアはデザインが非常にこれから力を付けてくる。コンピューター・グラフィックスでは非常に重要な市場だ」と期待を示した。その上で小見山氏は「人口の大きさからも有望であるインドネシアに期待し、コンピューター・グラフィック産業の発展に協力していきたい」と語った。

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