あすから在外投票 きょう公示の衆院選 ジャカルタの大使館などで

 第46回衆議院議員総選挙が4日公示、5日から在外公館投票が開始される。東日本大震災後、初の本格的な国政選挙。多党乱立の中今後の政権の枠組みを決める重要な節目となる。
 投票権の行使は、在外公館に設置された投票所での投票、郵便投票、日本国内での投票の3種類。いずれの投票も、事前に在外選挙人証を取得する必要がある。現在申し込んでも、今回の衆院選の在外投票には間に合わない。
 ジャカルタの在インドネシア大使館、メダン、マカッサル、スラバヤ、デンパサールの各総領事館・出張駐在官事務所で投票できる。午前9時半―同5時まで。大使館での投票は10日までの6日間。10日のみ午後1時まで。他は9日まで。
 在外投票には、パスポートや運転免許証、暫定滞在許可証(KITAS)など公的機関が発行した写真付き身分証明書と、在外選挙人証の持参が必要。大使館では、在外選挙人証を提示すれば南側の臨時駐車場を利用できる。
 ジャカルタ首都圏など大使館が管轄する地域の在留邦人で、在外選挙人証の所有者は約千人となっている。
 開票日、日本国内の投票日は16日。在外公館での投票は「外交行嚢(のう)」として、東京の中央郵便局に集められた後、同日までに在外選挙人証を発行した選挙管理委員会に送られる。
 在外投票は今回で9回目で、ジャカルタでは6回目。前回の参院選(2010年)では、ジャカルタ総領事館管内での在外公館投票者数は401人だった。

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