PDIP幹事長を聴取 汚職撲滅委
汚職撲滅委員会(KPK)は20日、闘争民主党(PDIP)のハスト・クリスティヤント幹事長を鉄道関連の汚職事件の証人として事情聴取した。地元メディアが報じた。
ハスト幹事長によると、捜査当局は、事件と2019年の大統領選の選挙資金の関連を調べている可能性がある。ジョコウィ大統領の選挙対策チームの事務局長を務めていた自身が聴取されることになったと分析。ただ、同幹事長は「私は本件には一切、関わっていない」と否定した。
事件は、運輸省鉄道総局が主導する東ジャワ州の線路建設・補修計画に絡み、応札企業が政府担当者を買収したとして、企業幹部や運輸省関係者ら10人以上が汚職撲滅法違反などで容疑者に断定されている。