国際会議出席でヨルダン入り プラボウォ次期大統領 ガザ危機で人道対応議論
プラボウォ・スビアント次期大統領(国防相)は10日、イスラエル軍の攻撃によるパレスチナ自治区のガザ危機に対応する国際人道会議に出席するため、ヨルダン入りした。国防省が発表した。
会議は国連とエジプトがヨルダンと共同開催。国防省のエドウィン・アドリアン・スマンタ広報部長によると、会議は「行動の要請:ガザへの緊急人道対応」をテーマに即時停戦の実現と人道状況の改善について、国際社会としての対応強化を議論する。
会議への招致は5月30日、国連のグテーレス事務総長、エジプトのシン大統領、ヨルダンのフセイン国王からジョコウィ大統領に宛てたが、大統領の指示でプラボウォ氏が代理派遣された。
日本からは、中東和平担当特使の上村司日本政府代表が参加する。(アウリア・アナンダ)