小規模販売店に販売解禁 補助金対象のプルタライト BPHミガス

 国営石油・ガス会社プルタミナは、地方展開する小規模ガソリンスタンドの「プルタショップ」で、補助金対象となるガソリン「プルタライト」(オクタン価90)の販売に乗り出した。
 地元メディアによると、石油・ガス下流部門調整機関(BPHミガス)のエリカ・レトノワティ長官は27日の国会答弁で、「今年のプルタライト割当量は3170万㌔㍑となり、このうち10万㌔㍑はプルタショップに割り当てる」と説明。一部店舗にプルタライトの販売を認めたことを明らかにした。
 販売が認可されたプルタショップは、全国にある約6000店舗のうち、安全対応の基準などを満たした29店舗。5月末現在で試験運用が始まったのは10店舗に限られるが、安価なプルタライトは庶民生活を支えており、ジャワ島外などで今後、すそ野を広げそうだ。
 取扱店の名称は「ガソリンスタンド・コンパック(SPBU Kompak)」となり、小型給油所に格上げされた。
 プルタショップでのプルタライト販売の解禁計画は昨年後半に浮上。だが、カンプン(集落)など地方の需要を取り込む非公式燃料販売業者となる「プルミニ」と市場を食い合い、実現が先送りされてきた。(アウリア・アナンダ)

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