25チームが頂点目指し JJCソフトボール部 24年度前期リーグ開幕
ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)ソフトボール部による2024年前期リーグが19日、西ジャワ州ボゴール県スントゥールのJJCグラウンドで開幕した。予備日も含めて8月までの3カ月間、新たに1チームを加えた全25チームが優勝を目指して競う。
開幕初日のこの日は24チームがプレー。12試合がグラウンド4面を使って行われた。同ソフトボール部の竹谷大世部長によると、同部には現在約600人が所属しており、新型コロナ禍後、最大規模という。
4部の双日ー丸紅戦は14—8で双日の勝利。監督の岡部卓夫氏(54)は「新シーズン開幕日に勝ててよかった。チーム全員で楽しく勝っていく」と自信を見せた。丸紅の大滝英樹監督(53)は「みんなで楽しめ、納得感たっぷりのプレーができた」と満足気な表情を見せた。
前のリーグで優勝を争った1部のオールスターズとJTリングスの試合は、JTリングスに軍配が上がった。オールスターズの鐘ヶ江将氏(33)は「まだ優勝の可能性はあるのでこれ以降は全試合勝って行こうと思う」と意気込んだ。
帰任のため、出場は今回が最後となる三菱の河村大司氏(44)は「試合中、気負ってしまったが、意地のタイムリー2ベースヒットが打ててよかった」と振り返った。
竹谷部長は「JJCグラウンドの売却が決まったが、10月の24年後期リーグもここで開けると嬉しい」と語った。(山本佑、写真も)