26年完工向け 高架構造工事を開始 首都のLRT6.4㌔区間

 ジャカルタ特別州営建設ジャカルタ・プロペルティンド(ジャックプロ)は28日、軽量高架鉄道(LRT)の自転車競技場「フェロドローム」駅(東ジャカルタ)―マンガライ駅(南ジャカルタ)6・4㌔区間の建設工事の進ちょく率が10・4%に達したと明らかにした。地元メディアが報じた。
 2023年10月に着工し、現在は高架構造の建設段階に入っており、ペースを速める構え。ジャックプロの担当者は「LRT建設で重要な一歩を踏み出した」と意気込み、構造を形成した後に線路の枕木やレールの敷設といった工程を本格化させる考えを示した。
 同区間の完工は26年を予定している。州政府は5兆5000億ルピアの予算を拠出する。
 LRTは19年12月、北ジャカルタ・クラパガディンのプガンサンドゥア車両基地―フェロドローム間の6駅5・8㌔が開業している。現在の工事が完了すれば、総延長12・2㌔を26分で結ぶようになる。

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