THR苦情件数1475件 ジャカルタが最多 未払いなど

 労働省はレバラン(断食月明け大祭)の賞与に相当するTHR(宗教大祭手当)に関して、14日時点で企業930社に対し累計1475件の苦情が寄せられていると発表した。地元メディアが報じた。
 苦情は、ジャカルタ特別州が280社と最も多く、西ジャワ州が161社、中部ジャワ・東ジャワ州が88社と続いた。THRの未払いや規定を満たさない支払い、支払いの遅延が報告された。
 これを受けアンワル・サヌシ労働事務次官は16日、「事業停止もあり得る。THRは労働者の権利だ」と話した。
 しかし、今年の苦情件数は、約5000件だった昨年に比べて大幅に減少している。

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